2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

カントリーロード(2)

カントリーロードの歌詞について。 歌詞は下記の通りです。 日本語の訳詞はいろいろあるようです。 それぞれ微妙な解釈の違いがあって面白いのですが、あまり小難しい解釈にすると わかりにくくなります。 NHKの『世界名曲物語』でテロップで流していた訳…

カントリーロード

この記事、一回でUPしようとしたら、5000文字オーバーはできないと注意サインが出た。 まさか5000文字をオーバーしてるって? 急遽、2分割して、いま書き直ししている。 昨日の日曜日、女房が「お昼、どこかで食事しましょうか」というものだから…

桐野夏生の『放浪記』評

今、若者に小林多喜二の『蟹工船』が読まれている。生活格差の矛盾を、一個人の 能力の問題ではなくて、社会構造、階級的な矛盾からもたらされた問題だと主張した、 プロレタリア文学の代表作だった。 『蟹工船』が読まれるのであれば、林芙美子の『放浪記』…

何時間が最適な睡眠なんだろう?

8時間が理想の睡眠時間というのは医学的には俗説だそうだ。 医学的な裏付けがないということ。 では、何時間が理想的なのか? 6月24日日経新聞の夕刊の記事から、睡眠時間と生活習慣病の関係を読みました。 医学界ではいろいろの追跡調査の結果が報告さ…

太宰治

太宰治のスナップとしては、とても有名な写真となった。 写真家林忠彦さん(1918~90)が銀座のバー「ルパン」で1946年に撮影したもの。 戦後文学の旗手、無頼派作家3人による座談会というものが出版社によって企画されたことがある。 その3人と…

絵を画く小津安二郎(2)

『新嘉坡(シンガポール)好日』未完成のスケッチである。 小津安二郎さんが戦時中シンガポールのキャセイ・ホテル最上階(11階)の部屋で 無為の日々を送っている頃、部屋の窓から見える中国人街をスケッチしたものだそうで、 未完成のまま終戦後、帰国す…

絵を画く小津安二郎(1)

映画監督は絵コンテを画いたりするから、絵が上手い人も少なくない。黒澤明の絵コンテは、もっとも 有名な例だろう。 小津安二郎監督も上手い絵を画き残している。 黒沢監督のとは画風が異なる。俳句や短歌や詩を書いている小津さんだから、画風も文人風であ…

岡崎京子(3)

『PINK』も彼女の初期代表作に数えられていますが、やや月並みなプロットで、 わくわく亭の評価は低いのです。 『River's Edge』は彼女の人気ナンバーワンの作品ときいているが、まだ手にはいらない。 角川書店から新装版として2004年に出た『チワワ…

岡崎京子(2)

『ヘルタースケルター』は美しくなりたい、アイドルと呼ばれたい、という女の子なら誰でもが 抱く夢を実現した「りりこ」が主人公である。 地方から上京してきて風俗嬢になっていた彼女が、その理想的な骨格に目を着けた「ママ」に 見いだされて、大金を投じ…

岡崎京子(1)

作家の才能にもさまざまな特徴があるものです。 作家が若い女性である場合、まだ表現技術には未熟さがあっても、彼女のまわりで未熟な生き方を している同世代の女の子たちの内部に吹く風や、嵐や、雨や陽光を、自分の内部を取り出すと同じように センシティ…

なんてん

南天の白い花が、どちらの家の庭でも、いま咲きこぼれています。 わが家の南天を見ていると、蜂や蝶は南天には目もくれません。 花がかれらには小さすぎるのかも知れないな。 虫にはそれぞれ好みの花があるからでしょう。 南天には、ちいさな名前も知らない…

中国雑伎団

アジサイがSの字形に枝をのばす。 まるで、中国雑伎団の少女が皿回しの演技を見せているようだ。 梅雨のまっただ中、まだしばらくはアジサイの季節。 紫陽花や 雑伎の皿も回しけり

ついにとらえたぞ、UFO

本日午後9時15分、わくわく亭はついに、UFOを写真にとらえたのでした。 ご覧下さい。 あつく垂れ込んだ雲間からUFOが地上に向かって、強烈な光線を放っている。 場所はわくわく亭から北西の方角である。 この場所ではしばしばUFOが目撃されるこ…

「栃錦が飛んだ、あの九月」

頭痛です。 土曜日、大阪に行き、同人誌「別冊関学文芸」の合評会、懇親会、二次会へ参加、そのあと いつもなら三次会のカラオケまでつきあうのですが、二次会で切り上げて、兄の家へ 泊めてもらいに行きました。ナンバから南海線で住吉大社駅へ。いつもなら…

山王祭

江戸三大祭りのひとつ、日枝神社の山王祭。 京都の祇園祭、大阪の天満祭(天神祭)とともに日本三大祭りに数えられている。 江戸時代には、江戸城内に神輿(みこし)や山車(だし)が入ることを許して、二代将軍秀忠いらい将軍が上覧拝礼する盛大な祭りとし…

「真夏座」 第114回公演

昨夜は、現代劇センター「真夏座」の公演初日で「百三十二番地の貸家」「賢婦人の一例」の2本を観てきた。 会場「内幸町ホール」で、7時の開演だった。 いつものDJタキザワ氏と会場で待ち合わせて一緒に観劇。ノンフィクション作家のタカミヤ氏は 都合が…

塩せんべい

東京八重洲地下で、 いつも立ち寄る古書店の近くで写真のような赤い物体を発見。 せんべい屋「喜八堂」の店頭でした。 パハール岩塩というものです。 この岩塩をつかった塩せんべいなのでしょう。 一袋買って帰って、女房と食べてみたところ、 「うまい」 店…

桑の実を食べる

久しぶり、雨のない土曜日。 わくわく亭はリュックにいろいろ女房に詰めてもらって、 ウォーキングに出かけました。 リュックの中の品物とは、 保冷バックにいれた水のボトルと、 冷蔵庫で冷やしたおしぼり。 ビニル袋にいれたカットしたオレンジ。 ドイツ風…

今年のグミ

萩をバックにした鈴なりのグミです。 今朝写真を撮ったあとで、赤くなったのを4個食べました。 一つだけが食べ頃に熟していましたが、あとの3個はまだ渋味がのこりました。 よ~く熟して食べればいいものの、熟すのを待っているのは、わくわく亭ばかりでは…

成長したアジサイ・ベイビー

5月4日に「アジサイ・ベイビー」と写真で紹介した花芽が、あれから丁度1ヶ月、 こんな大輪の紫陽花に成長しました。 花の名の通りの、うすむらさきの色をしています。 しかし、1ヶ月もかかるんですね。 昨日の雨上がりに撮ってやったのですが、 今日はま…

エレベーター?鳥籠?

東京駅の八重洲地下街が大改装されました。 店舗もリニューアルされて、そぞろ歩くのも新発見があって面白い。 そんな地下街の南北2ヶ所に、こんな場所を発見。 地上に上がるエレーベーターが新たに設置されたのか? そうではないのです。横から回ってみま…

イヴ・サンローラン逝く

イヴ・サンローランが、6月1日、パリで死去しました。 71歳でした。 フランスのメディアはサンローランは脳腫瘍を病んでいたと伝えているらしい。 葬儀は5日午後、パリのサンロック教会で営まれ、サルコジ大統領も出席とのことです。 わくわく亭は「モ…

萩寺

庭の萩を写真にして、トップページへ載せてみた。 近頃クセになって駄句をページの飾りにしたりしている。 今日も、下の句を貼りつけた。 「萩寺や南畝の恋の記憶かな」 「南畝の恋」というのはわくわく亭の歴史小説『南畝の恋』のタイトルでもある。 その小…

夏の萩

ハギは「萩」の字からして、秋の花とされています。 秋の七草のひとつであるし、俳句では秋の季語です。 しかし、実際には5月の末ごろから10月末ごろまで、 夏から秋のおよそ5ヶ月を開花期間とする草花です。 わくわく亭の庭にあるハギはいまごろが開花…