2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『荷風と歩く・東京いまむかし』

前之園明良さんが実業之日本社から『荷風と歩く 東京いまむかし』という本を出した。 前之園さんは同人誌『酩酊船』でわくわく亭の先輩である。 前之園さんには、このブログでも紹介したが『吾妻橋のほとりー永井荷風私記』(有楽出版社)という 長編のエッ…

見納めの高宮檀邸

友人で、ノンフィクション作家だった故高宮檀さんの邸宅が国庫帰属になった。 彼は独身のまま、両親から受け継いだ立派な邸宅で、数匹の猫と暮らしていたが、 3月12日に心筋梗塞のために路上で倒れ、翌日未明に死亡した。 相続権者がいないために、家屋敷…

『尾道の寺子屋と私塾』

著者は瀬戸一登さんという尾道の人です。 いまから10年前に、尾道の友人から、わくわく亭が尾道について歴史小説を書くときに参考に なるのではないかと送ってくれた本です。 先週尾道へ行き、光明寺で勝島惟恭の墓を見てきたところですが、この本にも惟恭…

光明寺展墓

光明寺は尾道駅前から歩いて数分のところにある。 今回の尾道旅行の目的のひとつが、光明寺で勝島惟恭とその一族の墓をしらべてみることだった。 惟恭は尾道豪商のひとつ鰯屋の6代目で、宝暦10年庚辰に生まれ、文化5年戊辰に49歳で 没している。 わく…

尾道大学へ

10月11日、尾道大学を表敬訪問する。 尾道商工会議所の福井会頭に車でホテルまでお迎えをいただいた。 栗原の桜土手沿いに北に向かい、新幹線の尾道駅を過ぎて、山道を上る。 池の畔に出るが、それが久山田貯水池なのだ。 貯水池の側に尾道大学がある。 …

姫路の喫茶店「みんと」

10月9日、姫路文学館で「姫路文学」124号の合評会があった。 文学館では「千姫・千年愛」の展示が開催中。 会のあとで、懇親会に行く途中で、石山さんと竹中さんにつれられて、喫茶「みんと」 に立ち寄った。「みんと」は三年ほど前に開店したらしいが…

圓鍔彫刻美術館

10月10日、入院中の花本圭司さんを御調総合病院に見舞う。 ホテルに花本夫人と山口さんが車で迎えにきてくれる。 花本さんは思っていたよりお元気そうで、病室から歩いて談話室に移動して、4人で30分 ほどおしゃべりをする。 病院を出て、御調町高尾…

尾道三泊

10月10日から12日まで、尾道に三夜泊まりました。 昼間は汗ばむほどの陽気でした。 ホテルは駅前のグリーンヒルホテル。5階の海側の部屋でした。 駅のホームの端から、昔住んでいた一番踏切のあたりを撮りました。 こんどは踏切を渡って、朝、自転車…

わが家からバス通りへ出る道沿いに、この萩がある。 花が大きい。 わが家の萩は毎年6月上旬咲いており、花は小さい。 御萩という食べ物の名の由来は、その色、形を秋の彼岸の時期に咲く萩の花に見立てたことから ついたといわれる。 花の図鑑をしらべてみる…

秋祭り

大泉学園駅から近い北野神社のお祭り。 子供たちや若者たちで、広くもない境内が歩く隙間もないほどの大賑わい。 わくわく亭は外から覗くだけにした。 昨日は女房たちが金魚すくいをしてきた。 黒の出目金一匹を持って帰る。 来週は氷川神社の祭礼。