2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自殺か脱出か

下駄箱の上に金魚鉢を置いてある。 昨年の秋、北野神社の祭礼の金魚すくいで取ってきた三匹が、 元気に生き延びてきた。 それが、先月、ふと鉢をのぞいてみると、一匹足りない。 ひょっとして、飛び出したのかも、と足もとをさがすと、見つけた。 ほとんど仮…

小金井公園のがくあじさい

友人のタキザワさんは小金井の住人です。 メールで小金井公園に咲き誇るがくあじさいの写真を送ってくれました。 短いメッセージつきです。 「こんばんは。タキザワです。昨日小金井公園を小雨の中、夕方散歩していたら 周りはアジサイだらけです。早速家に…

自動式鯛焼き

土曜の朝から大阪へ行き、夜は兄のもとで一泊。 今夜自宅にもどりました。 兄のところへ何か手土産をと、東京駅の地下商店街を歩いていて、 完全自動式鯛焼き機を見ました。 面白いので写真を撮らせて貰いました。 店員の女性と目が合ってしまえば、買わずに…

額あじさい

うちのあじさいは2種類ある。 ひとつはピンク色のあじさいで、もうひとつはブルーの額あじさい。 ピンクの方は、ぽっちゃりした色気のある娘のようだ。 額あじさいは、額縁みたいな咲き方をするから、その名がついたらしい。 上からみれば、その姿はよくわ…

雨が上がったから

久しぶりに傘なしでウォーキングする。 ご近所のガレージに鉢植えしている桑の木がある。 熟した実が成っているのだが、家の人は実を食べないとみえて、むざんにも 無数の実が地面に落ちて散らかったままである。 まさか塀越しに手をのばして実をとるわけに…

父の日

父の日のプレゼントを、二人の息子からもらいました。 上の息子からは夏用のハンティングで、 「ヒゲの色にマッチングした色を選んだ」のだそうです。 このハンティングの色から、わくわく亭のヒゲの色を想像して下さい。 沖縄で暮らす下の息子からは、ビー…

しずおかコーラ

昨日は、築地の鮨屋さんで、マエカワさんとともに、アンドーさんに御馳走になった。 アンドーさんは食品輸入会社の創業経営者で、会社はいまでは年商が百数十億の優良企業に 育っている。中国には5つの合弁会社をもっている。 その会社が創業設立されるとき…

アメリカのタブー

アメリカのタブー、それは「イスラエル非難」である。 イスラエルがパレスチナ難民に、いかなる理不尽な行動をとろうとも、 ガザ地区へいかなる非道な「過剰防衛」を行おうとも、 このたびのガザ地区へ支援物資を運んでいた国際支援船団が公海上でイスラエル…

「十八歳の旅日記」

すこし長いものを書きました。原稿用紙にして150枚程度。 長編ではないけど、中編くらい。 主人公の男は60歳。 ある会合で知り合った女性美都子は70過ぎ。 美都子が入手した頼山陽の日記が物語の縦糸を形成する。 日記は頼山陽が18歳ではじめて広島…

真夏座公演「時の物置」

真夏座の公演も第118回です。 後楽園にある文京シビックホールへ、わくわく亭、DJのタキザワさん、ノンフィクション作家の タカミヤさん、劇場照明のイワシナさんといつもの4人で観劇に行きました。 今日の午後の公演が最後で、千秋楽。 「時の物置」…

「小石の由来」新聞評

『酩酊船』25集に発表した小説「小石の由来」について、5月29日の神戸新聞(同人誌評コラム) で、作家の竹内和夫さんが作品評を書いて下さった。 森岡久元「小石の由来」は、小学4年生の俊介が、老人ホームで介護を受けている祖父を ママと見舞う時間…