2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

忘れないでね!

朝の夫婦の会話。 「大きな書店で、NHKの中国語のテキストを買ってきてね」と女房。 大泉学園駅前の書店では売り切れだそうだ。 「うっかりしてたら、もう売り切れになったの。テレビじゃなくてラジオのテキストよ」 食事していたら、わくわく亭はもう頼…

感謝状

今日は強い雨が降っています。 気温も低く、こたつに入って、ブログを書いています。 すると宅急便が届いた。 姫路市からの小荷物です。 開いてみると、姫路市制120周年、記念祝典の記念品の数々です。 「天然果汁・柚子のしずく」と「ゆず飴」 「しらさ…

豚インフルがメキシコで人・人感染

アジアでは鳥インフルエンザの人への感染が、この数年間心配されてきた。 中国、ベトナム、インドネシアなどでの感染者数と死者の数が報じられて、ウイルスが いつ人から人へ感染するウイルスに変異してもおかしくない、大正時代に日本を襲った スペイン風邪…

カルピスの季節

朝のラジオ番組で、歌手の森山良子さんが話していた。 「今日はタナバタさまですが、カルピスの日でもあるんです」 1919(大正8)年7月7日、日本ではじめて乳酸菌飲料の「カルピス」が発売された。 カルピスといえば、黒人がストローから飲んでいるマ…

柳屋のたいやき

人形町の柳屋のたい焼きである。 所用で中央区の人形町へ、わくわく亭は事務所のナカモリ嬢と行った。 用が片付いたあとで、彼女が柳屋のたい焼きを買うというので付き合ったが、 午後の3時だというのに、ごらんの行列。たい焼きは彼女にまかせて、 わくわ…

桜模様の団扇?

手作りの団扇(?)を、女房がともだちのSさんからもらいました。 この団扇、ミニサイズです。 それもそのはずで、実は黒文字(爪楊枝)の鞘というか袋なのです。 黒文字も手作りかどうかは、確かめていませんが、ひとつずつ桜模様の紙を切り、貼り合わせて…

4月21日の「女のレポート」

TBSラジオ番組から、今朝11時5分の「女のレポート」を紹介しよう。 アナウンサーの大沢悠里さんが朗読する女性リスナーからの投稿。 タイトルをつけるとすれば「バナナ」だろう。 戦後、われわれが少年少女の時代、バナナはとんでもない高級果物だった…

「酩酊船」24集

「酩酊船」24集が発行になりました。 わくわく亭は「青磁のひび割れ」という60数枚の小説を書いています。 定年を前にして早期退職をした友人が、なれない起業をするのですが、 それにともなう精神改造トレーニングを受けたりするうちに、極度の 躁鬱症…

詩 「憂きことを」

尾道在住の詩人、山口美沙子さんから、手紙に添えて、この美しい詩をいただいた。 桜の花と、新緑のイラストを配した、こころのこもった一葉である。 写真が鮮明でないのが申し訳ない。 山口さんにことわりなく、紹介させてもらうことにした。 彼女は最近、…

4月14日の「女のレポート」

毎朝のように聞いているのがTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」である。 11時過ぎに流れるのがパーソナリティー大沢悠里が朗読する「女のレポート」である。 リスナーの投稿した短い話が朗読されるのだが、なかなかいい物語があって、感動を 覚え…

姫路文学会

4月12日は姫路へ行ってきました。 同人誌『姫路文学』の合評会に出席するため。 会場は姫路文学館です。 著名な建築家安藤忠雄さんが設計した、全国でも屈指の立派な文学館です。 ここで、わくわく亭は講演をしたことがあるのです。(笑) うららかな陽気…

『文豪だって漢詩を読んだ』新発売

これは昨晩大泉学園駅前にある「英林堂」書店で撮った写真。 新書ばかりが置いてあるコーナーで、あたらしい新書のレーベルである「新典社新書」 に加わった『文豪だって漢詩を読んだ』を見つけたから、写真を撮った。 写真ばかりじゃないよ、1冊買った。 …

美智子皇后との会話

4月10日、天皇・皇后両陛下の結婚50年祝賀の行事が催されている。 わくわく亭の女房は多くの日本女性同様、美智子皇后のファンである。 その彼女が10年ほど前、あこがれの美智子皇后に会ったばかりか、お声をかけられたことがあった。 東京のあるデパ…

女房尾道探訪の記

わくわく亭の女房は友人のUさんと2泊3日の旅行をしてきました。 「あなたの古里を見てきますね」と尾道・広島へ行ってきたのです。 撮ってきたたくさんの写真をパソコンにおとしてありますが、厳選してUPします。 旅程は、 第一日が、東京→広島→岩国→広…

ロック vs 小津安二郎

岡崎京子さんの作品を論じるのに「ロックvs小津安二郎」という面白い表題がついた。 ロックンロールが彼女の主要作のBGMというか、基調音として流れている点については、前回の 記事「岡崎京子のパンクロック」に書いたが、彼女がエッセイの中で、小津安…

いしかわじゅんが見た岡崎京子

ギャグマンガの帝王であり、マンガ評論家として夏目房之介と並んで双璧とされる(わくわく亭の褒め過 ぎもギャグのうちであります)いしかわじゅんのマンガ評論集『漫画の時間』(晶文社)を八重洲古書館 で手に入れた。1995年11月の発行である。 いし…

岡崎京子のパンクロック

岡崎京子さんが「リバーズ・エッジ」から「ヘルタースケルター」へと進化してゆく過程で、 この本に収めた4篇、とくに「私は貴方のオモチャなの」と「3つ数えろ」は意味のある 注目作品だと思う。 セックスとバイオレンスが「リバーズ・エッジ」以後顕著な…

本屋大賞受賞の湊かなえさん

小説「告白」で第6回本屋大賞を受賞したのは因島高校出身の湊かなえさん。 本名は松浦美苗。1973年生まれの36歳。 07年にその第一章「聖職者」で「小説推理新人賞」を受賞。 第3章までが「小説推理」に連載された。 それをさらに書き継いで「告白…

かたばみ

植えた覚えもないのに、庭の片隅に、年々ふえるカタバミである。 つよい繁殖力のもちぬしらしい。 黄色がうつくしい。

白子川の桜

午後の2時すぎから、白子川沿いに桜を見ながら4時間ばかり散歩をしてきました。 歩いていると少し汗ばむほどの暖かさ。 夕刻大泉学園の駅まで歩き、いつものモス・バーガーでブレンドコーヒーを飲みながら 宮本武蔵の『五輪書』を読み、すこし居眠りをして…

女房が尾道へ

今朝の8時すぎ。 朝刊をとってきて、キッチンのテーブルに広げようとしたとたん、電話がなりました。 「おはよう。きのうはね、岩国の錦帯橋に行って、まわりの桜が満開で、そりゃあすごかった。 広島では広島で一番のお好み焼きを食べたの。どこが美味しい…

高野文子

たまたま、八重洲古書館でギャグマンガの親分いしかわじゅんの「至福の町」という本を買って 読んでいたら、自伝風なギャグ作品「吉祥寺気分」の中に、ごらんの高野文子さんの「恐ろしげ」 な顔が出現したので、UPした。 いしかわじゅんはNHKBSで「B…

高野文子『棒がいっぽん』(4)

この本のタイトルは「奥村さんのお茄子」の中に使われた《棒がいっぽんあったとさ》という なつかしい絵描き歌からとられたもの。 わらべうた、替え歌、数え歌、などは全国で歌われているうちに、少しずつ歌詞が変容するもので、 この《棒がいっぽんあったと…

高野文子『棒がいっぽん』(3)

おつぎは「病気になったトモコさん」 病気入院した女性トモコさんの、病室での昼と夜。 トモコさんは姿をみせない。トモコさんは病室や患者、看護師、屋外風景、窓辺に飛来したハト、 風で運ばれていったオブラート、夜景、そうした画像すべてを見ている視線…

高野文子『棒がいっぽん』(2)

高野的「小世界」の特徴が顕著にうかがえる「バスで四時に」をみよう。 マキコさんは4時のバスにのる。 叔父さんのお膳立てで、お見合いをした相手の家にお招きにあずかったのだ。 叔父さんがあいにく遅れるため、彼女は胸をどきどきさせながら、ひとりでバ…

高野文子『棒がいっぽん』

高野文子さんの『棒がいっぽん』についても取りあげることにしよう。 2007年10月彼女の代表作『黄色い本』を読んだ直後に、この本を買ってきて読んだのだったが、 その時には『黄色い本』の印象が強く残っていて、期待ハズレというか、拍子抜けしてし…