2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ライフワークの思想」

「いま東大、京大生が一番読んでいる本」いうキャッチコピーをつけて売られている文庫が 同じ著者外山滋比古さんの『思考の整理学』です。 2冊を立ち読みして比べてみたのですが、こちらの『ライフワークの思想』を買いました。 『思考』の方は大学生が、日…

「花見酒」の薬物篇

「薬物のコンビニ」が逮捕されたという。 大阪の2人組が大阪市内のマンションや路上で、覚醒剤、大麻、合成麻薬、コカインなど およそ10種類の薬物を、相場の半値で大量販売していたとして逮捕された。 1ヶ月の売り上げが2000万円あったそうだ。 「…

モノの値段

モノの値段は、なにによって決定されるのか。 もちろん需給のバランスで、その時点における適正価格がきめられる。 ほとんどは、そうやって売れる値段がつけられる。 モノにはモノの本来持っている価値がある。その価値にふさわしい値段と言う付け方もある。…

焼鳥屋「一九」

人形町に仕事場を移して2ヶ月になる。 飲食店はたくさんあるが、どこがほどよい店なのか、人気のある店なのか、まだわからない。 人形町のお隣である茅場町に会社を持つ古い友人であるハヤカワ氏が、 この《一九》へ連れて行ってくれた。 テレビでも紹介さ…

冥途

台風9号がゲリラ豪雨の被害を各地に与えて、東に去ってから、今週はようやく8月らしい 猛暑となっている。 お盆休みの週である。 夕方、陽が落ちて散歩にでかけているが、リュックに何か読むものをいれてゆく。 お盆らしい文庫本、内田百閒の短編集『冥途…

「おれはベルルスコーニだぜ」

イタリア首相の女性スキャンダルが、欧州のマスコミを賑わせている。 日本のマスコミは、ベルルスコーニ氏の最新のスキャンダルのお相手が、高級コールガール で、どこからか流出した録音テープの一部に「プーチンのベッドで待っていろ」と言った という程度…

55555番目の訪問者はあなたです。

ついさきほど、『わくわく亭雑記』訪問者が55,555人となりました。 なんとなく縁起のよさそうな数です。 GO,GO,GO,GO,GO!ですからね。 55,555番目の訪問者のあなた、おめでとうございます。 そして、ありがとうございます。

とり・みき(2)

とり・みきの傑作ギャグマンガ『遠くへいきたい』から作品をひとつ紹介。 とり・みき氏は日本語吹き替えの外国映画についても詳しい人で、 『吹替映画大辞典』(三一書房)という著書まであると、つい最近知りました。 わくわく亭が友人からもらった『音声制…

とり・みき

とり・みきはギャグマンガ作家です。 代表作は『遠くへいきたい』(1997 河出書房新社)でキマリでしょう。 何故面白いか、どこが面白いか、そんな説明は不要です。 黙って見ていれば、それで面白さはわかる。 作中には、言葉による会話も説明も一切ない…

エジプトガラス

長年の友人であるツカダ氏から世界一周の旅のお土産をいただいた。 ガラスの一輪挿しとワインとであります。 4月半ばから7月中旬までの104日をかけた、豪華客船による, ご夫婦での世界一周旅行です。 手紙がついています。 「念願の世界一周旅行を終え…

せともの市

8月3日から5日までの三日間、人形町の通りでせともの市が開かれています。 街中にいきなり、どこかの神社の祭りの市がやってきたかのような賑わいで、 瀬戸物を買うでもないのに、ただ浮き浮きと雑踏の中をカメラを持って歩き回っています。 このあたりで…

サルバトーレ クオモ&バー

人形町のわくわく亭が仕事場にしているビルのお向かいに、ごらんのピザレストランが オープンしました。ピザやイタリア風バーがめずらしくて写真を撮ったのではありません。 開店祝いの花束の贈呈者が、いまをときめく美男美女たちなので、 (なかには、そう…

尾道テゴー座 10年のあゆみ

市民劇団であるNPO法人「尾道テゴー座」が創立して10年になった。 劇団理事長の田島美鈴さんから、立派な10年記念誌『てごうして 結んで/テゴー座10年のあゆみ』 を送っていただいた。 尾道に市民劇団をつくって、つぎつぎと尾道にゆかりのある実在…

眠くならないコンサートⅢ

友人のタカミヤさんがプロデュースする「眠くならないコンサート」にはじめて 行ってきた。今回が第三回となる。 会場はVITAホール聖蹟桜ヶ丘。 音楽会のサブタイトルが《OPAビーチでモカフラペチーノ》という。 何のことか? 案内状には、こんな説明…

原節子の台詞「ずるいんです」

日本画「海路」作:柏谷明美 今朝の朝日新聞「be on Saturday」はまたしても尾道と「東京物語」特集だった。 この記事を読みながら、監督小津安二郎と尾道との出会いは、なんというしあわせだったろう、と 今更ながらに思う。 今となってみると、「東京物語…

「尾道ーセピア色の記憶」

尾道学研究会が蒐集した尾道の古い絵葉書を小冊子に編集出版した。 全部で39点ある。 古絵葉書に映る写真と、同じ場所を撮った現在の写真を並べて、 古今を比較しながら、「尾道時間旅行」が楽しめるという《尾道ーセピア色の記憶》 定価:500円(税込…