2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

イヴ・サンローラン(6)

この回をもってイヴ・サンローラン最終回としますが、ここで彼の肖像をUPします。 彼はモード作品だけでは自己表現にあきたらず、自らの顔、肉体の露出をしています。 それで思い出されるのは、三島由紀夫です。彼もイヴのように幼少期は虚弱で貧弱な身体…

「烏森の幽霊」

雑誌『姫路文学』120号に「烏森の幽霊」という小説を書いています。 「幽霊」などとは純文学らしくない、通俗小説かエンターテインメント系に聞こえる題です。 こんな題にしてみたのは、実は村上春樹さんの小説「レキシントンの幽霊」の題のつけかたに倣…

怪鳥

怪しげな鳥の写真です。 シャベルの頭やミニサイズの熊手やら、金属製の道具のがらくたでこしらえた「怪鳥」である。 東京駅前にそびえる日本を代表する書店「八重洲ブックセンター」(なにしろビルの1階から9階までが すべて書籍の売り場)から、ほんの1…

花のドーム

今日のバス通りです。

小金井公園・サクラ

東京のサクラの名所の一つ、小金井公園に満開のサクラを見るために、わくわく亭は女房と2人で出かけました。 前回この公園に来たときは、3月8日でしたが、梅園と「江戸・東京たてもの園」を見物したのでした。 あれからおよそ20日たって、この満開のサ…

満開の桜にカラスが

今日東京の桜は満開になったと気象協会が発表したそうです。 高島屋の本店がある日本橋桜通りまで、はたして満開情報は正しいかどうか、散歩がてらに出かけてみま した。う~ん、まずは満開でしょう。ところどころ遠慮がちな枝がのこっちゃいるけどね。 面白…

東京で桜満開

日本気象協会は本日東京で桜が満開になったと発表している。 全国桜満開一番のりは、これで2年連続だそうである。 東京より西や(たとえば静岡県とか)南(たとえば和歌山県とか)から満開一番のニュースが聞こえてき ても、という気がするが、高熱都市東京…

イヴ・サンローラン(5)

パリのオートクチュール・コレクションに、世界が注目するのはファッションだけではなく、それを身にまとって披露する優美で繊細なモデルたちでもある。 イヴ・サンローランといえば、この人の名前がすぐにあがる。 フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌ…

春はファッションか?

わくわく亭の柄でもないが、ちかごろイヴ・サンローランにおつきあい。

イヴ・サンローラン(4)

イヴは1936年に当時はフランス領であったアルジェリアのオランという処で生まれました。 両親は保険業だったとか回漕業をしていたとかで、あるいはその両方を営んでいたのでしょう。 幼児期は虚弱体質で、そのためいつも家の中で2人の姉妹と、お絵描き…

イヴ・サンローラン(3)

イヴのデザインの才能は様々な芸術家から刺激と触発をうけて、斬新な色彩を使ったモードをうみだしていますが、なかんずく、マチス、ピカソ、ブラックといったキュビズムの巨匠たちからの影響は顕著のようです。彼らをモチーフにしたオートクチュール作品を…

日本橋

日本橋まで行ったので、橋たもとにある枝垂れ桜を撮ってみた。まだすこし早すぎたかな。 日本橋の上に架かった悪名高き高速道路、これがあるために、どこから撮っても日本橋の景色は「絵」にならない。はやく、高速道路を川の下に走らせてほしいものだ。 ビ…

NARUTO(2)

ブログ仲間の「よっこ」さんからお薦めがあって、「NARUTO」の4巻まで、この土曜日と日曜日とで読みました。 僕の記事「NARUTO」に寄せてくれました「よっこ」さんからの長いコメントは、このマンガをこれから読もうという人には、とても参考に…

開花宣言

春の彼岸に桜の開花宣言です。 夕方の散歩の途中、大泉氷川神社を通りました。咲き始めた桜を撮ったつもりでしたが、 6時を過ぎれば、花までは写らないようでした。 燈籠の明かりたよりに桜かな

おぼろ

今日は気温も高くなり、どこを歩いても桜の木の梢のあちこちに花を見ました。 昼間の気温のせいでしょうか、夜になって、おぼろ月でした。 月の写真をデジカメで撮るのはむずかしいですね。どうにか、こんな一枚を。 ついでに、駄句を… おぼろ夜や 人の歩み…

テネシー・ワルツ

http://www.youtube.com/v/No-oO-tucwE&hl=ja パティー・ペイジの唄う「テネシー・ワルツ」です。 YOUTUBEから転載したもので、いくつか違うステージの画像が収められています。 1950年に発売され、その年の12月から翌年の2月まで、全米ヒット…

エマージェンシーバッグ

旧郵便局から分離独立した「かんぽ生命」から、こんな緊急時用セットをもらいました。 地震などの災害に遭ったときに役立つグッズが、ポケットサイズの携帯バッグに入ったすぐれものだとい う。 内容を説明しよう。 右上の「サバイバル・シート」はコンパク…

「銀河鉄道999」の車掌さん(続報)

3月4日の記事「銀河鉄道の車掌さん」の続報です。 3月16日に「車掌さん」のオブジェが除幕されました。マンガ原作者の松本零士さんが一日駅長をつと め、「車掌さん」は西武線大泉学園駅の名誉駅長に任命されました、とさ。 一日たって、今日17日の夕…

サロンパスは正義の味方

観梅よ遊山よとしゃれた遠歩き 腰に湿布を貼る(春)盛りなり

NARUTO

「うずまきナルト」と聞いて、正月のおせち料理の常連である食紅で色をつけた渦巻きの蒲鉾しか思いつかない人は、まずこの記事には縁無き衆生です。 いや、なにを隠そうこのわくわく亭だって、そのお仲間みたいなものでした。ほんのすこし知っていたことは、…

うぐいす

うぐいすの鳴き声をききながら、庭に下りて、写真をとりました。 まだ鳴き方は中程度ながら、 毎年のように、おとずれます。 これからしばらく午前中は、あの声が楽しめます。 ひらいた梅は、まるで祭りの花笠のようです。 うきうきと 娘花笠 春化粧

おお、なつかしや!

小金井公園の梅林散策の後で、昨日訪れた「江戸東京たてもの園」の写真をUPします。 歴史をつたえる建築物の数々をこの地に移築、復元しているのですが、見ものはなんといっても2・26 事件の現場となった「高橋是清邸」と江戸、明治、昭和初期の下町の…

小金井公園・梅

小金井に住む友人タキザワさんに誘われて、午後から小金井公園へ遊びにでかけました。 西武線の「花小金井」で落ち合って、10分ほど歩いて公園につきました。 小金井公園といえば、「小金井桜」と江戸時代からきまったようなものですが、今日のところは梅…

十三まいり

日本橋高島屋の横に日本新薬東京支社が入っているビルがあり、一階のロビー正面に、このステンドグラ スが壁面をかざっています。 制作したのは松本ステンドグラス製作所(東京)で、原画は京都の染織作家である春日井秀大(かすがい ひでお)氏です。 春日…

マジック アイ

3Dアートとは画像が立体的に見える不思議な絵です。 絵本のような出版物ですが、まさかデジカメで撮ってブログにUPしても、その不思議パワーが すこしも落ちないとは、おどろきです。 ためしに2枚UPします。 初体験のひとは、ほんのすこし見る練習を…

「銀河鉄道」の車掌さん

ニュースは「賞味期限」が短いものですから、いそいで、お知らせします。 わくわく亭は松本零士さんの『銀河鉄道999』については、少しは知っていても、熱心な読者ではあり ません。(ごめんなさい) その松本零士さんは、大泉学園の住人なのです。 さて…

イヴ・サンローラン(2)

この目もまばゆいばかりの原色で描かれたクロッキーは、イヴの友人であるジジ・ジャンメールのレヴュ ー『スルタン』のために描いた舞台のイメージである。(1972年) イヴは崇拝するジジに、こんな言葉をささげている。 マドモアゼル・ジャンメールは輝…

おぼこ梅

上は3月2日に撮った写真です。その日の中にでも開きそうなつぼみだったのに。 下は3月6日の写真です。まだ開花していません。 わくわく亭の「おぼこ梅」です。 咲きかけて 襟元かたい おぼこ梅 そのすそを ひらいて見せよ おぼこ梅 ようやく3月8日の今…

想いだしてね…時々は

ちあきなおみが唄う「紅とんぼ」の歌詞にあるリフレインである。 「新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は」 作詞は吉田旺で、作曲はいうまでもなく船村徹である。 ちあきなおみの歌唱については、おどろくほどたくさんの証言があるのです。 それは、ほとん…

本因坊

到来物のお酒「本因坊」です。昨日届いたものです。 原酒ですから冷酒で飲むように、とあります。アルコール度数は18~19度くらい。 醸造元は尾道市因島田無町の「備南酒造」。 このお酒を贈ってくださったのは尾道でNPO法人「てごう座」という演劇集…