2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ひなげし

朝からの雨に、ひなげし(ポピー)が釣り鐘のようにうなだれる。 それを見て、駄句を。 春雨に 朝シャンしたがる ポピーかな

尾道に立った「大塩味方」の幟

先頃広島藩史を読んでいて、「慶応三年、尾道にええじゃないか騒動おこる」という一文を見つけたこ とから、同年十二月の長州、芸州両藩兵の尾道派遣駐留のことを書いたところである。 そのときに思い出したのが尾道市史の中にあった天保八年二月大坂で起き…

名残の桜と新緑

気温25度。 天気もいいので、白子川沿いに名残の桜、八重桜をもとめて散歩に行く。 万年橋近くの八重桜はもうほとんど散っていた。 つぎの橋は別荘橋。 そこにある八重桜は大木である。まだ満開の花は散らず、あたりには甘い「桜餅」 の薫りが漂っていた。…

山陽日日新聞が先触れ

5月26日に尾道市立大学で「尾道学入門 私の書いた尾道」の講義をします。 翌27日には久保の美術館で夜の6:30から8:00まで「森岡久元の尾道小説を語る夕べ」 と題して大学主催の「尾道文学談話会」で話をします。その講義と談話会の内容について…

小説「埋門」

「別冊関学文芸」52号に時代小説「埋門」を書く。 「牢獄秘録」という古い文献に「大宮無宿大次郎御仕置の事」という記録がある。 大次郎は伝馬町牢舎に入牢していた盗賊だったが、入牢中に女牢にいた煙草屋の女房と 親しくなる。女は湯屋で他人の衣類を盗…

ひなげし

庭の濡れ縁のふちに,今朝一斉にひなげしが咲いた。 散歩の途中,道端にたくさん咲いていた貧弱なひなげしを持ってきて、庭に植えたもの。 2年ほどは茎も細く葉も花も小さかったが、今年は肥料が効いたのだろう、 葉も花も大きくなり、背が高くなった。

水天宮

きのうは人形町へ行った。最近は月に一度のペースで人形町へ出かけている。 長く立て替え工事中水天宮が総檜造りで落成したとニュースで見ていたから、檜の香りがする 新社殿を拝みに行った。

ONOMICHI U2

写真が不鮮明で残念ですが、雑誌「AERA]4.18号の記事「ぐっちーさん特別寄稿 倉庫をリノベ した尾道のホテルが1泊2万で満室の訳」です。 投資銀行家の山口正洋さんが尾道駅前海岸にあるサイクリング愛好家のための愛車を持ち込めるホテルに つい…

ぐみの花

小さな黄色のラッパはグミの花である。 グミのことを尾道ではビービーと呼んでいた。 尾道の少年時代に食べた味が忘れがたくて、庭にはグミとユスラウメの木を 植えている。

しだれ桜

庭のしだれ桜は今年は花が少ない。 それだけに余計に可憐さが感じられる。 濃艶さがあるのは花海棠である。

高尾の桜

きのう4月5日、高尾に故高宮檀さんの墓参りをした。 曇り空で,時々雨の予報もあったが、友人の滝沢さんと高尾駅で落ち合って、 彼のレンタカーで青葉霊園へ行った。途中はどこも満開の桜で溢れていた。 墓地の背後もまた桜の山だった。 墓石には両親の戒…

尾道文学談話会

尾道市立大学公開講座「平成28年度 尾道文学談話会」開催のお知らせ 日本文学科を中心とした本学の教員が、文学や言葉にかかわる様々な話題を提供し、市民の皆様と談話形 式で講義を行う公開講座「平成28年度 尾道文学談話会」を以下の日程及びテーマで開催…

ウェブ小説の衝撃

「ウェブ小説の衝撃」(飯田一史著 筑摩書房)という本をとても興味深く読んだ。 ウェブ小説とはインターネットの投稿サイトがあって、そこへ投稿した小説のことだが、 投稿者は数十万人おり、無料でアクセスしてモバイルで読む読者は、サイトごとに数百万か…

奈良公園の桜

奈良に住む友人の山田さんから、桜の便りがあった。 「奈良公園の桜に誘われ外国からのお客様に溢れていますが、 昔からのニュウナイスズメもやって来ました」 添付された写真のみごとなこと。