桑の実を食べる

久しぶり、雨のない土曜日。

わくわく亭はリュックにいろいろ女房に詰めてもらって、
ウォーキングに出かけました。

リュックの中の品物とは、

保冷バックにいれた水のボトルと、
冷蔵庫で冷やしたおしぼり。
ビニル袋にいれたカットしたオレンジ。
ドイツ風のフルーツケーキの小片。

よく気のつく、女房殿です。

自宅から→新座緑道→黒目川沿い→東久留米までのコース。
片道およそ2時間半。

イメージ 1


胡蝶ランを栽培している園芸場の日陰で、一休み。

お上さんが奥から出てきて、
「写真撮るだけ~?」と不満げな声がしたので、退散する。

イメージ 2


黒目川沿いに、桑の木が50メートルほどの間隔で、
10本ばかり植えられた場所がある。

中には10メートルもあるだろう大木の桑がある。
桑の実がたくさんなっている。

木によって実の色づきはことなるものの、黒紫色に熟した実もある。
僕は手をのばして、熟れた実をとって食べる。

散歩する人はあっても、桑の実を食べるのは、わくわく亭くらいなもの。

甘酸っぱい。
うまい、うまい。

舌と歯が紫色になっていることだろう。

ふと、鈴木三重吉の小説『桑の実』を思い出す。

イメージ 3


空にはうすい雲が被さっていて、快晴ではない。

おかげでカンカン照りつけることもなく、しのぎやすい。
それでも、じっとり汗をかく。

川縁の木陰で、つめたい水を飲み、フルーツケーキを一口食べる。

目の前で、大きな川柳が黒目川にたわむれている。

そこで駄句を。

すずしさや葉末を洗う大やなぎ


おなごなら黒髪洗うやなぎかな


東久留米の駅から電車に乗って、大泉学園へ。3っめの駅である。
駅前の英林堂2階(この階はコミックス専門)でマンガを3冊買った。

いつもそうだが、コミックスのフロアーでマンガをさがしているオジサンは僕しかいない。
まして、女流作家のコーナーは、女子中学生しかいない。


このコミックスはブログの友人「tuji-charlie」さんが面白いとUPしていたから、
それなら期待はずれはないものと確信して買った。

書店の裏にあるモスバーガーでコーヒー(ブレンド190円)を飲みながら、
「鬼」を読みかける。

つかれが出てきて、いねむり。10分間くらい?

さて、自宅まで歩いて帰る。

ゆっくりと30分ほどかけて。

家につくと、女房は外出していた。

わくわく亭は、リュックから取りだしたオレンジを食べながら、
コミックスのつづきを読んでいます。

好日、事も無し。