柳屋のたいやき
人形町の柳屋のたい焼きである。
用が片付いたあとで、彼女が柳屋のたい焼きを買うというので付き合ったが、
午後の3時だというのに、ごらんの行列。たい焼きは彼女にまかせて、
わくわく亭は水天宮まえで「重盛」の人形焼きを買って、それから
コーヒーショップで読書タイム(ときどき仮眠)。
ナカモリちゃんの話だと30分は待ったということだ。
柳屋では、たい焼きを一個ずつ焼いている。大きな型つきの鉄板で一度にたくさん
焼くのではない。だから時間がかかる。
そういう焼き方をするたい焼きを、彼女の解説では「天然もの」といい、
いちどに複数個焼く焼き方を「養殖もの」と呼ぶのだそうである。
たい焼きも、[天然」[養殖」の違いがあることを、
わくわく亭は本日はじめて勉強したのである。
ちなみに、柳屋の[天然もの」は餡が尾の先まで詰まっている。
一尾が140円なり。