『文豪だって漢詩を読んだ』新発売

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これは昨晩大泉学園駅前にある「英林堂」書店で撮った写真。

新書ばかりが置いてあるコーナーで、あたらしい新書のレーベルである「新典社新書」

に加わった『文豪だって漢詩を読んだ』を見つけたから、写真を撮った。

写真ばかりじゃないよ、1冊買った。

著者はわくわく亭の姪である森岡ゆかりさん。

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内容を表紙の袖に掲げてある紹介文の引用で、あんないします。

日本近代文学を代表する7人の文豪。

彼らは漢詩を愛読し、また自ら詠むことで、日本語の優れた使い手としての語彙や表現を

磨き上げてきた。

漢詩と文豪たちの、ときに微笑ましいまでの逸話は、漢詩をぐっと身近に感じ、

近代日本文学をより面白く詠むためのエッセンス。

その文豪達とは、

徳富蘇峰――母の膝の上で蘇州を夢見る

森鴎外夏目漱石・中野逍遙――ぼやき、癒やされ、恋を語る

小川未明――文字で美しい絵を描く

芥川龍之介――ダイナマイトの火で吹き飛ばせ

柴田錬三郎――眠狂四郎、吟じます

この目次をみれば、まっさきに「柴錬」の眠狂四郎漢詩がどんなふうに結びつくのか

読んでみたくなるよ。

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定価840円(税込み)

127ページ。

活字が大きいので、老眼鏡なしでも読めるのが、ありがたい。