豚インフルがメキシコで人・人感染
アジアでは鳥インフルエンザの人への感染が、この数年間心配されてきた。
いつ人から人へ感染するウイルスに変異してもおかしくない、大正時代に日本を襲った
準備しつつある。
パンデミックが発生すれば、国内での予想犠牲者数は3~4万人といわれている。
アメリカのテレビCNN局が、朝から繰り返し報道している。
感染者がいる可能性がある、と発表している。
によれば、
「ウイルスは感染性で、人から人へ拡大することを確認した」としている。
メキシコ国境から近いアメリカのカリフォルニア、テキサスの2州でも8人の感染者が報告
されている。(この8人は症状は回復に向かっているらしい)
メキシコ市では、学校、大学は休校にし、図書館、博物館は閉館とし、コンサートなどの集会
は中止にするよう呼びかけている。屋外に出ることを控え、地下鉄など公共の交通機関の使用
も避けるように、さらに他人と握手することも避けるよう、テレビで呼びかけている。
CNNのテレビリポーターによれば、
「メキシコ市には2000万人の人口があるが、いまのところパニックは起きていない。
人々は家の中にいて、通りには人通りが少ない。走っている車の数が、めっきり減っている」
感染すると、
症状は発熱、むかつき、吐き気、胸の痛みなど、通常のインフルエンザの初期症状とかわらない。
死亡者の殆どは25~45の元気な体力的に抵抗力の旺盛な年齢層であることが特徴である。
これは鳥インフルエンザの犠牲者でもいわれる特徴である。
幼い子供とか高齢者とか、体力のないものが犠牲になりやすいと思うのが普通だが、新型ウイルス
にかかると、一番体力があって、ウイルスに対する体内の抵抗力が強いものほど重症になりやすく
ついには犠牲になるというのだ。
メキシコ政府は、テレビで、
「国家の危機である」と国民の協力を訴えている。
CDCは、
「新型ウイルスが広がったなら、外出をしないで、1~2週間家にいること。2週間すれば
強い感染期間は過ぎる」という。
わくわく亭では、もしパンデミックが来たなら、最低2週間屋内にこもることにしている。
そのためにはお米だけは備蓄する。
ところで、
「米はどうなった?」と女房にきくと、
「このまえ、あなたが言うから備蓄米を買ってきたけれど、食べてしまったから、また
買ってこなくちゃ」
これでは、わくわく亭は2週間こもっている間に「餓死」する恐れがあるではないか。