NARUTO(2)

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ブログ仲間の「よっこ」さんからお薦めがあって、「NARUTO」の4巻まで、この土曜日と日曜日とで読みました。

僕の記事「NARUTO」に寄せてくれました「よっこ」さんからの長いコメントは、このマンガをこれから読もうという人には、とても参考になります。その記事と「よっこ」さんのアドレスは下記の通りですから、ご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/morioka_hisamoto/34294423.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kimagureyokko/34348849.html

少年マンガを4巻読むのに2日もかかるか?といぶかしく思われるかも知れませんが、わくわく亭の読書スピードではマンガ本もそのくらい掛かるのです。文庫で小説を読むのが土日で1冊とすれば、2:1くらいの比率になりましょうか。
ですから、結構「読みで」はありますね。これを41巻読むとなると、何日かかるか、えっと…(電卓が必要になる?)。

NARUTO]を買いに行った日、一週間前の日曜でしたが、ブックオフで「ARIKA]6巻も買ってきたので、それから読み始めていたところ、一週間たったのに、まだ4巻の途中です。

いまごろ書店にいっぱい出回っている新書本なら1冊一日で読んでしまうし、内容がスカスカのベストセラーの新書だと、仕事場までの往復の電車の中だけで読めるのに、マンガは時間がかかります。
絵を見てしまうからだと思う。いい絵だと細部にこだわって見てしまい、そのコマやページで立ち止まるからだと思う。

NARUTO」4巻までは忍者アカデミーから最初の試練「ザブザ」との死闘までのエピソードです。

「よっこ」さんが、1巻だけではなくて、まず4巻まで読んでから「NARUTO」評を書くようにと
アドバイスしてくれた理由がわかります。

主人公たちに立ち向かってくる敵対忍者たちを、じつに丁寧に描いて、使い捨てにしていないから、主人公以上に、彼らに感情移入させられる。

忍術(あるいは幻術)の術比べも、ほぼ一巻のページ数をついやして描くから、はじめは軽く「少年ニンジュツものだ」とタカをくくっていたものが、その迫力にひきこまれていく。それは「AKIRA」の
超能力戦とにている。

倒したはずの刺客「ザブザ」が再起してくるので、少年マンガらしく、「死なない」で退場させるのかと
予想していたら、華々しい激闘の末に、「ザブザ」と彼を慕う部下の「ハク」はともに敗死してしまうので、これは小学生には刺激が強すぎるかな、と思わせるほど、「泣かせる」のでした。

「ハク」と「ザブザ」の関係や両人の過去については説明不足はありながら、感動させられるのは、「ハク」が「ザブザ」に寄せる無償の忠信、というか、ほとんど「LOVE」に近いものを描きつつ、その二人が悲運に倒れるためで、この「波の国」エピソードは「ザブザとハク」のランデブーなのです。

ハクは少年というより、ほとんど美少女という描き方なので、わくわく亭などは「ホモ」っぽい色気を
ザブザとのあいだに感じながら読みました。
(R-12指定が必要か?)

ハクの美顔をUPしましょう。
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とにかく、これから、ザブザやハクのような魅力的な敵対者が続々と登場してきて、なが~い物語を面白く彩っていくのでしょう。

現在、日本の少年少女たちを夢中にさせている「NARUTO」の魅力の、ほんのとば口に触れた、わくわく亭の「NARUTO」評でした。