2012-01-01から1年間の記事一覧

大樹のキンモクセイ

秋晴れである。 芳香がするのは、庭のキンモクセイだ。 そうだ、近くにあるキンモクセイの大樹の写真を撮ってこよう。 歩いて4~5分のところに、この木はある。 幹に掛けられた札によれば、練馬区が昭和54年に保護樹木に指定している。 指定からでも33…

“時の人”となった森口氏の部屋

いま発売中の「週間新潮」に載せられた写真。 iPS細胞の虚偽発表で世間をさわがせている森口尚史氏のアパートの室内写真。 この6畳の部屋と奥に見えるキッチンのついた1Kが森口氏の住まい。 この古雑誌のどこかに、アメリカで行った心筋細胞移植手術に関…

直葬(ちょくそう)

朝日ニュースターというCS放送の「ニュースの深層」という番組で、 「直葬」という言葉を知った。 直葬は「ちょくそう」または「じきそう」と読むのだそうだが、近年の造語だろう。 病院などで死亡すると、通夜や葬式をすることなく、まっすぐ火葬場に送り…

めくれない新聞のページ

今朝の新聞。 広告ページをめくろうとして、めくれない。 ページのすみが折り返しになっているのを、無意識に指で起こそうとしていたのだ。 折り返しになっているのは印刷だった。 まんまと印刷にしてやられたのだ。 それにしても、なにげなく、めくろうとし…

松茸

この店は岡山県久米南町にある松茸屋さん。 今年は夏の猛暑と雨不足で異常なほどの不作。 久米南町では例年の2%の入荷、岡山全県でも10%という不作。 このおばさんが開いている松茸屋で入荷したのは、これ一箱だけ。 国産の松茸は、庶民が口にできない…

尾道ケーブルテレビ

先週、尾道ケーブルテレビから連絡があって、 「テレビ局内で取材したいが、近く尾道へ来る予定はないか」と聞かれた。 12月に大阪へ行く予定があるから、そのとき尾道まで足を延ばすことにする。 テレビ局はJR尾道駅前にある。 12月7日、午後6時か…

宮地秀昴さんの写真

尾道の宮地秀昴さんから頂いた写真を数枚紹介します。 (1)尾道風景、向島兼吉より撮影 (2)住吉花火まつり (3)灯りまつり、浄土寺にて (4)べっちゃー祭り、いざ出陣

10月10日

女房が小冊子を読んでいる。 「何を読んでるんだ?」 「お風呂の雑誌。面白いことが書いてあるの」 冊子のタイトルは「1010」である。 「せんじゅう?」 「せんとう、と読むの。つまり銭湯よ。10月10日がせんとうの日だって知ってた?」 女房は銭湯…

いまが盛り

台風のために庭の彼岸花の半分は倒れてしまった。 それでも花は開いて、いまが真っ盛りです。

オバマ再選は確定らしい?

アメリカ大統領選挙戦は、3日のコロラド州デンバーでの第一回討論会が始まって、 選挙まで残り4週間となり、いよいよ佳境に入る。民主党オバマ大統領、共和党 ロムニー候補の支持率の調査報告がつぎつぎに発表されて、にぎやかである。 ロムニー候補の失言…

台風の前に撮影しておこう

庭の彼岸花がようやく咲き始めた。 ところが強風の台風が接近中で、今夜の9時頃には関東を直撃しそう。 塀の上の植木鉢はみな下ろした。 彼岸花の茎が折れるおそれもあるので、いまのうちに撮影しておいた。

真っ赤なもんじゃ

大泉学園町に「うまかもん」というお好み焼き、たこ焼き、もんじゃの店がある。 激辛の食べ物が好物ときている女房と息子が注文したのが、この「真っ赤なもんじゃ」。 器から鉄板に流したとたん、わくわく亭の目に強い刺激があり、クシャミと咳がとまらない…

中橋稲荷を探して(2)

弘化元年(1844)の12月に江戸町奉行所へ、四谷太宗寺門前町で玩具類を商っていた 勝蔵が、日本橋住吉町の祈祷師善兵衛を訴え出た。 善兵衛は召し捕られて、月番の南町奉行がこれを裁いた。 善兵衛の嫌疑は、祈祷で病気を治すと触れ込んでおいて、依頼…

中橋稲荷をさがして

「中橋稲荷の由来」という100枚ばかりの小説を書いた。 まだ発表誌はきまっていない。在庫である。 弘化元年というから西暦では1844年、いまから168年前に、現在の新宿2丁目にある 太宗寺門前町の空き地に、高さ四尺の柱の上に、高さ七寸、横幅六…

ひっくりかえった恋川春町

太宗寺周辺に中橋稲荷をさがすため新宿二丁目に行ってきた。 地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前で下りて、地上へ出たら目の前に太宗寺はあった。 中橋稲荷のことについては、また稿をあらためて書くことにして、 ここでは恋川春町の墓のことを書く。 新宿通りから…

「二月の岬」Bさんの感想

『尾道物語・旅愁篇』に寄せていただいたBさん(男性)からの感想。 その中から「二月の岬」につての感想をご披露します。 20歳とは,私の場合、挫折、焦燥の繰り返しで不安定な自己に悩まされていた年齢です。 小説の中の、旅する父親の場合、大人になる…

遅れるヒガンバナ

きびしい残暑が長すぎたからだろう、庭に植えてあるヒガンバナがようやく花の茎を 伸ばした。例年なら、すでに満開になっている頃なのに、今年は遅れている。 来週になれば花が開き始めるだろう。100万本のヒガンバナで有名な高麗の巾着田の 花も遅れてい…

90歳の読者からのハガキ

『尾道物語・旅愁篇』を買って読んでくださったNさん(男性)からハガキが届いた。 わくわく亭の高校の先輩になる人で、福山に住んでおいでになる。 高校の卒業生名簿で調べたところ、昭和16年の卒業である。 すると、今年90歳くらいになる大先輩である…

諏訪根自子さん

戦前に天才少女とうたわれ、いち早く海外でも演奏活動を行った伝説的なバイオリニスト、 諏訪根自子(すわねじこ)さんが、3月に死去していたことが24日分かった。 92歳だった。(読売新聞) 天才少女であったその上に、ごらんの通り、とんでもない美少女だ…

尾道市東京事務所便り9月号

千代田区大手町日本ビル内にある尾道市の東京事務所がネット配信する「東京事務所便り」 9月号にわくわく亭の新刊書『尾道物語・旅愁篇』が紹介されています。 ≪新刊図書のご案内≫ 『尾道物語・旅愁篇』 森岡久元著(澪標発行 定価1,300円+税) 尾道出身で…

NHKの山形良樹さんからの感想

山形良樹さんは尾道サポーターの会の会長さんです。 『尾道物語・旅愁篇』の感想を頂いたので紹介します。 やっと全編読み終わりました。 出勤電車の車内が私の読書室なんですが、 それが10分もあれば目的地に着くのです。 ですから細切れの時間を使って少し…

アイラモルトを順に味わうような、だって

年下の友人Eさんから『尾道物語・旅愁篇』の感想が届いた。 読了して、時間と夢と記憶が交錯した甘美な旅から戻ったようで、 軽い眩暈がいたしました。 今回はまた風味の異なるアイラモルトを順に味わうような、ちょっと スリリングで耽美な仕立てで、新聞…

話に続きがありました。

深夜の二時過ぎ、洋画専門チャンネルで恐怖映画を観ていた。 ジョニー・デップ主演の『フロム・ヘル』で、十九世紀末ロンドン で起きた娼婦連続殺人事件「切り裂きジャック」の映画である。 原作がイギリスのコミック作家アラン・ムーアの『フロム・ヘル』 …

袋入り麺のベストワンは?

テレビ東京が放送する「ワールド・ビジネス・サテライト」という経済番組で なにか商品を取り上げて、いま売れているベスト10を紹介するコーナーがある。 数日前に見たのが、インスタントの袋入り麺だった。 ベストスリーは、 3位 マルちゃん正麺?味 2…

『尾道物語・旅愁篇』の感想

元女子大学教授で、伝統ある文芸同人誌を主宰するOさんから届いた感想。 先日はご新著「尾道物語・旅愁篇」をお送りいただき、ありがとうございました。 早速拝読致しました。 優しく、ユーモアを蔵し、文学性を保ちつつ進む編々、興味深く拝読しました。 …

弓場敏嗣氏の書評

弓場敏嗣(ゆばとしつぐ・電気通信大学名誉教授)さんは尾道市因島の出身で、 わくわく亭は尾道サポーターの会で年に一度お会いする。氏は現在SNSで書評を 書いておられる。 新刊『尾道物語・旅愁篇』の書評を頂いたので、掲載させていただく。 弓場敏嗣…

『尾道物語・旅愁篇』の感想

古文書の解読、翻刻をボランティアでなさる女性から、写真のカードで寄せられた『尾道物語・旅愁篇』 の感想です。 早速読ませて頂きました。 どれも心に沁みるお話でしたけれど、日が経った今いちばん鮮やかに思い出されるのは 「二月の岬」です。 主人公の…

関西漫才師による橋本徹論

吉本興業の漫才師西川のりおさんが面白い「橋本徹」人物論を述べている。 橋本人気は30年前の漫才ブームと現象的に似ている。 横山ノックと橋本徹の人気の違い。 国政に出ないから価値があるので、出たら賞味期限が終わる。 関西にいるから人気があるので…

愉快

日販の「ウイークリー出版情報」(2012-9-1)No.1496号が送られてきた。 日販が書店へ配布する印刷物。わくわく亭の新刊「尾道物語・旅愁篇」が人気作家の本と 並んでいるのも愉快です。

明智光秀か?

谷垣自民党総裁が、次期総裁選への出馬を断念した。 石原伸晃党幹事長に追い落とされたといえる。 谷垣氏周辺では、「石原伸晃は明智光秀だ。裏切り者の謀反人だ」とささやいているとか。 それを聞いて、石原伸晃氏の「こわ~い」父親慎太郎東京都知事が言っ…