真っ赤なもんじゃ
激辛の食べ物が好物ときている女房と息子が注文したのが、この「真っ赤なもんじゃ」。
器から鉄板に流したとたん、わくわく亭の目に強い刺激があり、クシャミと咳がとまらない。
息子のガールフレンドミヤコさんも咳き込みながら、席を離れて、安全な距離まで逃げ出す。
店内のあちらこちらで、クシャミや咳が起こるというさわぎ。
女房と息子が平気で食べるから、クシャミも治まったわくわく亭が、ほんのちょっと
どのくらいの激辛度だろうかと口にしてみた。
とんでもない辛さ。舌はしびれてしまう。呑み込んだために喉は焼けてしまった。
「真っ赤なのは唐辛子の色か」と息も絶え絶えに言うと、
「この辛さは、ただの唐辛子じゃないわ。何がはいっているんだろう」などと、
女房は落ちついたもの。
女房の辛さに対する耐性には恐れ入る。