2013-01-01から1年間の記事一覧

500万本のヒガンバナ

ほぼ毎年訪れる埼玉県日高市高麗の巾着田。 500万本のヒガンバナの自生地である。 はじめて行ったころは100万本のヒガンバナ(曼珠沙華)と言われていたのが、いまや 500万本である。無料だった入園料が、いまは一人300円になった。 観光バスも…

「TOUGE 峠」

尾道が同郷である(有)スーパーボーイを経営する三田晴夫さんからメール案内があった。 昨年スタートしたBS日テレの番組「峠 TOUGE」(5分番組)のテーマ音楽をプロデュース させて頂きましたが、9/28(土)にその30分版第2弾が下記内容で放送されます。 峠 D…

『深夜音楽』評

HTさん(女性)から『深夜音楽』の感想を手紙で頂いた。 彼女は元出版社の編集の仕事をした人で、退職後もフリーで出版のプロデュースをしている。 美しい文字を書く人である。 (略) 既に拝読していましたのは、後の三作だけでしたが、はじめから読みは…

『深夜音楽』評

TKさん(女性)から長い感想文が送られてきた。彼女の夫は、わくわく亭と同人誌仲間だったが、 数年前に他界している。だからTKさんは現在は一人暮らしである。 (略)中で、最もおもしろかったのは「にらむ女」です。 たまたま同時期に渡辺淳一の「ふた…

『深夜音楽』評

関西の同人誌に小説を書いているTAさん(女性)から『深夜音楽』の感想をもらった。 彼女はまだ40代かな?わくわく亭よりうんとお若い、才能豊かな作家だ。ごく最近ある文学賞で 作品が佳作入選になっている。 (略) 「酩酊船」の合評会で初めてお会い…

『深夜音楽』評

関西在住の詩人でエッセイストのFAさん(女性)から『深夜音楽』の面白い感想を したためたお手製の絵はがきを頂いた。絵は水彩の風景画。 前文ごめん下さい。 われらがヒーローのことあげなせる深夜お散歩。 まだちょっと早いのではないかしら、と枯れて…

弓場敏嗣氏の『深夜音楽』評

弓場敏嗣(ゆばとしつぐ)さんは尾道市因島出身で電気通信大学名誉教授。氏は現在SNSで書評を 書いておられる。新刊『深夜音楽』の書評を頂いたので、掲載させていただく。 弓場敏嗣@我孫子 ----------------------------------------------------------…

珍しいしこ名

さっきNHKテレビをつけたら大相撲中継をやっていて、アナウンサーが 珍しいしこ名のクイズを出題していた。 一字のしこ名を何と読ませたか? 一 九 い 子 答えは、 一 「かずはじめ」一が数の最初だから 九 「いちじく」一文字で九だから い 「かなはじめ…

『深夜音楽』評

わくわく亭が尊敬する作家のOS氏から読後感想をいただいた。 感想といえども私信なので氏の名前はOSとイニシャルにするが、まことに うれしい感想である。 (前略) いずれの作品もおもしろく、本を手放せなくなり、一日で読了致しました。いずれも 手だ…

彼岸花咲く

庭の彼岸花が咲いた。 背が高い。 7~8分咲といったところかな。 彼岸花とはよく言ったもの。今年は9月20日が彼岸の入りだから、まさに お彼岸に咲いたことになる。 埼玉県日高の巾着田には100万本の彼岸花が自生している。 毎年見物に行く。ネット…

やぼうございます

『カネを積まれても使いたくない日本語』という本を著者の内舘牧子さんが紹介する番組を 見た。 内舘さんが実際に接した最近の奇妙な日本語について話していたが、まさか、と思うほど 珍妙な日本語が広まっていると聞いて、びっくりした。 たくさんの例が紹…

メイウエザーのファイトマネー

WOWOWのライブ放送でフロイド・メイウエザー対サウル・アルバレスのスーパー・ウエルター級 世界タイトルマッチを見た。 天才のメイウエザーもいまや36歳であり、アルバレスは若くて伸び盛りの23歳。 ひっとしてアルバレスの勝ちもあるかと期待した…

秋の気配

庭の片隅に植えてある彼岸花が姿を見せた。 彼岸花は夜分の気温が低くならないと花が遅れるそうだ。 昨夜も熱帯夜だった。 花が咲くのはまだ先のように思う。

『姫路文学』が特別賞

富士正晴生誕100年記念とした第5回富士正晴全国同人雑誌賞で、わくわく亭が学生時代から 同人として参加している『姫路文学』126号が「特別賞」を受賞した。 授賞式は10月31日富士正晴氏ゆかりの徳島県三好市で行われる。 喜ばしいことであります…

読書サイト「伊奈文庫」

「文学逍遥 伊奈文庫」は「伊奈遊子(ゆうし)による文学逍遥。つれづれなるままに記す文学雑感&読 書メモです。」と自己紹介された読書家のブログである。 最新の記事が『深夜音楽』を取り上げてくれている。 その中で、注目すべきは次の一節なのだ。 ここ…

織田作ガイド本

『永久保存版 織田作之助』(河出書房新社)を買ってきた。 織田作に関する本の出版は近年珍しいから、表紙を見てノスタルジックになって買った。 編集は「オダサク倶楽部」である。ネットで見かける名前だが、大阪の熱狂的な織田作ファンの 倶楽部らしい。…

松村信人「一人の作家を追って」

出版社(株)澪標の社長松村信人さんが、版元ドットコムのメルマガの「版元日誌」に 「一人の作家を追って」という一文を寄稿している。松村さんの了承を得て、転載させてもらう。 オリジナルは→http://www.hanmoto.com/diary/2013/09/04/661/#more-666 版元…

ゴーヤのタネは甘い

女房が彼女の知人から聞いてきたことだが、「ゴーヤが黄色に熟すと中のタネは 真っ赤ですごく甘い、食べるとおいしいよ」と。 たしかに赤い大粒のタネがある。地面に落ちたゴーヤが割れると、そのタネに蟻が たかっているのを見かける。 へえ、タネを食べる…

モミジアオイ

ゴーヤのグリーンカーテンの外にモミジアオイが咲いています。 このところ朝晩が涼しくなって、ほっと一息ついています。

新刊『深夜音楽』発売

8月26日からわくわく亭の新刊小説集『深夜音楽』が(株)澪標より発売になりました。 定価:本体1600円+税、276ページ 12冊目の本です。七編の短篇を収めています。 「小石の由来」はパチンコ店のネオンサインが念力で消してしまえると教えてく…

電子書籍化

紙の本ではなく、パソコン、スマートフォンやタブレット端末で読む電子書籍があります。 紙の本より安くて携帯に便利で、場所をとらない、などの利便性からアメリカでは紙の本より 電子書籍が売り上げが多くなったとか。 日本ではまだまだで、毎年のように「…

全自動洗濯機のリコール

電気店からDMが来た。 何気なく開いて見ると、シャープ製全自動洗濯機のリコールの知らせだった。 弊社が、1999年8月から2006年12月までに製造しました一部の全自動洗濯機におきまして、 内部の電気部品の配線が断線し、稀に発煙・発火する恐れのあること…

山登りはエレベーターで

中国北京の高層マンション、その屋上に人工の岩山がある。 遠くまで車で行かなくても、エレベーターで山登りができるとCNNのキャスターが 面白おかしく説明していた。 近所に住む女性は、周辺の住民が何度も当局に苦情を言ったにもかかわらず、何の対策も…

ゴーヤのカーテン

ゴーヤのグリーンカーテンが完成しました。 毎日のように夕方になると、昼間の高温が原因でできた積乱雲が西からやってきて、稲光がして 雷が鳴り、にわか雨が降ります。 ゴーヤのグリーンカーテンの内側に坐って、わくわく亭は「もっと降れ、長く降れ」と …

戦前の尾道商業

現在の長江中学校の場所にあったのが、明治35年に新築された広島県立尾道商業学校だった。 尾道の古浜町へ移転するため新校舎を建設して、昭和14年に落成した。 それが現在の県立尾道商業高等学校であり、わくわく亭の母校である。 写真は落成当時のもの…

グリーンカーテン

ことしもゴーヤを植えて、グリーンカーテンを制作中。 まだ完成していないのに、次から次と、ちいさなゴーヤの実が成っています。 毎朝早く育ってくれと言っているのに、今年は成長が遅いよ。

詩集「羽曳野」

澪標の松村さんから山田兼士さんの詩集『羽曳野』を送ってもらった。 山田さんの第三詩集。氏は詩集のほかに詩の評論、翻訳など多数の著書がある。 まだ面識はないが、わくわく亭の大学の後輩にあたる。 表紙の写真がすてきなので、紹介する。山田氏の撮った…

海岸マーケットの撤去(2)

1998年の3月に取り壊された「海岸マーケット」の写真が尾道ケーブルテレビのニュース番組に残さ れていた。取り壊される2年前の1996年の写真と、1998年の取り壊し作業中の写真を紹介する。 こうして、尾道の戦後の「遺産」がまたひとつ永遠に…

海岸マーケットの撤去(1)

昭和37年発行の地図である。 グリーンのカラーで印をつけた場所が2つある。左側の「市営駅前駐車場」とある場所に 戦後駅前闇市の後身である「駅前国際マーケット」があった。それは昭和40年に市によって 強制撤去された。 ページ右側、海岸におよそ3…

取り壊された尾道銀座商店街

日本全国には町の数だけ銀座商店街があるといわれたものである。 尾道にもあった。尾道駅前銀座商店街である。 尾道駅前から西に、国道の片側にあった数十軒の、ごくありふれた商店街で、「銀座」の 名が附いただけ、余計に地方の商店街という印象が濃かった…