新刊『深夜音楽』発売
8月26日からわくわく亭の新刊小説集『深夜音楽』が(株)澪標より発売になりました。
定価:本体1600円+税、276ページ
12冊目の本です。七編の短篇を収めています。
「小石の由来」はパチンコ店のネオンサインが念力で消してしまえると教えてくれた祖父の破天荒な
人生の末路と、彼を信じる孫の小学生が大切にする白い小石の秘密――。
れた草花の種。秋になってとんでもない花が咲く――。
「にらむ女」65歳になる彼におとずれた恋らしき気配。相手は劇団の若い女。なぜ彼はそれを恋だ
と受け容れないのか。その結末は――。
「深夜音楽」深夜突然聞こえはじめた音は何なのか。耳鳴りか。それが聴覚器官の老化だとしても、
音楽として聞くこともできる。確実に奏で始められた挽歌として深夜に聞く――。
ほかに「烏森の幽霊」「冬のこうもり」「別荘橋のできごと」は日常に侵入してくる奇妙な幻想を描
きます。
書店からご注文いただくか、Amazonなどのネットでご注文いただけると幸いです。
尾道、福山周辺のかたは下記の啓文社の店舗で本を手にとってごらんください。
啓文社コア福山西店 福山市高西町4-3-61 TEL084-930-0901
帯文は元NHK解説委員で、いまは文化財保存に関するジャーナリストとして活躍する毛利和雄さんに
書いていただきました。
ご支援をおねがいします。