在りし昔の尾道(3)

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昭和26年に撮影された向島の塩田です。


尾道駅前から対岸の向島を望むと塩田が広がっていました。

塩田とは製塩場のことです。海水を塩田に引き込んで、太陽熱で水分を蒸発させ、

塩分の濃いカン水というものを作る。

つぎにカン水を塩釜で煮詰めて食塩を造るのです。

いまは塩田はありません。


つぎの写真は同じ昭和26年ころに撮られた雪景色になった向島の塩田です。

少年たちが番傘をさしながら「たま土手」と呼ばれる細い道を歩いています。

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こんな風景はもはや、見たくても見ることはできません。