前之園明良さんが
実業之日本社から『
荷風と歩く 東京いまむかし』という本を出した。
前之園さんは同人誌『酩酊船』でわくわく亭の先輩である。
前之園さんには、このブログでも紹介したが『
吾妻橋のほとりー
永井荷風私記』(有楽出版社)という
長編のエッセイがあるほどで、
永井荷風好きで知られている。
このたびの本は、エッセイ風の文で
荷風ゆかりの地をめぐる、
荷風文学散歩の案内書である。
豊富に地図や写真、イラストを使って、大変わかりやすく、
荷風ファンが一人で、あるいは
グループで東京の下町を散策するのに格好の案内書として、わくわく亭がおすすめする。
10月25日発売である。
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-408-59362-3