鬼餅(ムーチー)が届く

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沖縄の嫁アキナの実家からムーチーが送られてきた。

旧暦の12月8日(ことしは新暦の1月20日)に家庭でこしらえて食べる縁起物の餅

だそうです。

実家のお母さんの手作り。

餅粉に白糖、黒糖を加えて、サンニン(月桃)の葉で巻いて、蒸してつくる。

健康と長寿を祈願する餅だそうだが、去年は双子の赤ちゃんが生まれたお祝いもこめて、

たくさんこしらえて、まわりに配ったということです。

ムーチーとは、沖縄弁で餅のことだが、鬼餅と書くのは、沖縄の古い民話に

悪い鬼になった兄に、鉄を混ぜたムーチーを食べさせて“鬼退治”をした妹の話が

あるそうで、いつからかムーチーに「鬼餅」の字をあてて使うようになったとか。


はじめ見たときは、熊笹の葉かと思いましたが、サンニン(月桃)の葉だそうで、

葉の香りが餅に移って、素朴ないい風味になっています。

とてもおいしい餅です。


ムーチーのほかに、沖縄で女房が大好きになった、ソーキ汁、中味汁、そして山羊汁の

レトルトが入れてありました。

山羊汁は、「血圧の高い人は、やめたほうがいい」とアキナのお父さんが言ったくらい、

精力のつく食べ物らしい。

わくわく亭は、山羊肉料理も山羊汁も、こわくて食べません。