高麗神社の作家たち(4)

高麗神社から徒歩5分の距離に聖天院という寺院があり、高麗王若光とその一族の菩提寺です。
若光の廟もあります。

正式な山号寺号は「高麗山聖天院勝樂寺」ともうします。
国難を避け高句麗から渡来した若光に従ってきた、侍念僧勝樂によって開基しました。
奈良時代の創建です。

本尊は若光が守護仏として高句麗より請来した歓喜天(聖天尊)で、聖天院の名前の由来となっています。
いかにも古刹らしい山門です。
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本堂は小山の中腹にあって、下から仰ぐと、うつくしい庭園の緑につつまれて見えます。
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これは高麗王若光の廟です。
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目的の写真を撮ったあと、待たせてあったタクシーに乗って、高麗駅を通過し、まっすぐ飯能駅まで
戻りました。
途中、ほとんど飯能駅に近くなって、車のマドから、
「あそこ、あそこが美容院よ」
とわくわく亭の女房が申しました。

彼女がわざわざ大泉学園からやってくる美容院があるのでした。
もと大泉学園の美容院で働いていた、彼女のお気に入りの美容師が、地元である飯能に店舗をひらいたので、遠くなっても、ここまで通っているのです。

飯能から電車で大泉学園にもどり、イタリアンレストランで食事をしました。
これが、わくわく亭夫婦の連休の、ささやかな行楽でした。