わくわく亭は「昼下がりの
ダンスホール」という小説を書いています。
まるで
アメリカ映画のタイトルのようですが、まんざら
アメリカと無関係でもありません。
わくわく亭が郷里
尾道で幼稚園に通っていた当時、それは戦争が終わってまだ1年と数ヶ月のころ、
尾道に進駐してきた軍隊は,
終戦の年の11月にまず
アメリカ軍がやってきて、その翌年
オーストラリア軍と交替します。
戦争の記憶も、戦後の記憶も薄れていくばかりですが、空襲を受けなかった
尾道にも戦後
進駐軍が
やってきたことを知らないる人が多くなっています。それで
尾道に
進駐軍がやってきた当時のことを
書いてみました。わくわく亭にしてもほとんど記憶にないことばかりなので、地元の山陽日日新聞が
発行した『戦後の足跡』という本を大いに参考にしています。
5月22日に
尾道市立大学で、「
尾道学入門」の講義をしますが、ことしはこの「昼下がりのダンス
ホール」を中心に
尾道における
終戦当時の有様について話すつもりです。
下の写真は写真家
長野重一氏の「紙芝居を見る子どもたちと米兵」(
佐世保 昭和28年)です。