真夏座125回公演

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真夏座の第125回公演「三人姉妹2014」を観た。

「三人姉妹」といえばチェーホフだが、それを翻案して2014年を迎えようとしている現代

日本に舞台を移した悲喜劇にしたところが真夏座らしい。

場所は北海道のどこかで、三人姉妹の父親はその村に原子力発電所を建設した功労者。

しかし原発の敷地に活断層が発見されて、廃炉にする、しないの論議が巻き起こっている。

父親も母親も亡くなり、東京生まれの三姉妹と長男が、どうやって彼らの生活を打ち立てて

いくか。チェーホフ劇に東日本大震災福島原発事故原発廃炉問題を設定する意表を

ついた翻案で、なかなか面白かった。