黄砂ではないらしい

午前中は気温が26度というから初夏並の暖かさだった。

おかげで、庭のしだれ梅が一日で三分咲きになった。

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ところが午後になると、空が黄色というか茶色のなって強風が吹き始めた。

気温もぐんぐん下がって、寒くなった。

あわてて、セーターを着込む。

さては東京にも西から黄砂が飛んできたか。

干してある洗濯物を取り入れる。

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気象庁によると、これは黄砂ではないそうだ。「午後1時半ごろから東京都心などで、

空に煙が立ちこめたようになる「煙霧」という現象が発生した。一時的に視界が悪くなっている。

寒冷前線の接近に伴って、強い北西の風が吹き、地表付近のほこりが巻き上がったとみられる」

ということだ。

「花に嵐」とはよく言ったものである。