忠犬「ハチ」最期の姿
ハチは1935年3月8日朝、澁谷駅近くで死んでいるのが発見された。
なきがらが駅の手荷物置き場に運ばれ、そのとき撮影されたのがこの写真。
駅職員の大沢さんが所有していた写真を、娘の山口伸江さんが譲り受けていた。
このほど白根記念渋谷区郷土博物館で公開展示された。
ハチは飼い主だった東大教授上野英三郎の死後も、毎日渋谷駅で主人の帰りを待ち続けていた
ことで有名になった犬で、ハチが来ると、駅員たちは交代で自分たちの弁当を半分やっていたそうだ。
写真前列の右から二人目が、上野教授の夫人。