「世界経済の大潮流」
本だった。
していないが、水野さんによれば2%を下回る超低金利が16年にも及ぶ例は、過去の
最長記録であるイタリア・ジェノバの1611年~21年までの11年間をはるかに超える
世界記録であり、さらに継続中という異常な低金利革命だということだ。
日本のみならず、アメリカが続き、ドイツがつづく。
ギリシャ、スペインの金融破綻はどうなるか。
水野さんはドイツによる救済しか方法はなく、EUは「ドイツ第四帝国」になるしか道はないと
いう。
見直しができるという条項をつけようとしている。
この40年についてなのだが、
劇的に下がると見込まれていたのだそうで、そうだとすると、電力会社も政府も40年で廃炉
したがらない理由は、償却が終了した後の莫大な利益を期待していたからではないのか、
と思われてくる。利益優先の姿勢が隠されていることになる。