受講生のレポート
尾道市立大学から、わくわく亭の講義を聴いた後で学生たちが書いた感想レポートのコピーが
どっさり宅急便で届いた。
当初、レポートの採点は講師が行うものと聞いていたが、あとで採点は大学側がやってくれる
ことになったから、届いた百数十枚のレポートは気軽に、コーヒーショップででも読めば
いいことになった。
受講生は1回生(1学年)が多いものの、2回生、3回生もいれば、4回生のもあった。
学科は、日本文学科、芸術学科、経済情報科の全科の学生が受講している。
すべてのレポートを読んで、まずわくわく亭が感じたことは、まじめに熱心に講義を
聴いてくれたんだな、ということ。
与えられたレポートを書く時間は、10分と短い。
それなのに、ほとんどがA4用紙いっぱいに感想文を書き綴っており、ふざけたものは1枚も
なかった。みんな素直で真面目なんだ、という印象。
なかでも受けたのは、「ベッチャー祭り」の話と「尾道のラーメン」のルーツの話だった。
とくに、後者はわくわく亭のエッセイで、(このブログの「わくわく亭文庫」にも全体の半分ほど
が収めてある)予定していた時間が無くて、全体の10%ていどしか朗読できなかったにも
かかわらず、学生たちには面白かったらしい。
それで、こんな感想が書いてある。
尾道ラーメンにも関心を受けました。「朱華園」に一度訪れて、とても美味しいラーメンを 食べてみたいと思います。
さいごに話してくださった尾道ラーメンのことを聞いて、とてもお腹がすきました。僕自身 尾道ラーメンをあんまり食べたことがないけれど、先生のはなしを聞いて食べたくなりました。 また講義をしにきていただきたいです。
尾道ラーメンのエッセイを、もっと聞きたかったです。全体的におもしろい話が多く、 聞きやすかったです。
これくらいで紹介はやめにするが、エッセイの全文が読めていたら、もっと面白く聞いてくれたろうと
心残りがする。
心残りがする。