犬に税金がかかる?
ハンガリーのお話。
導入されて話題になった後だけに、こんどはワンちゃんにも課税かと注目されている。
すべての飼い犬に課税されるのでもないらしい。
みなした飼い犬について課税するのだそうだ。
外来種の危険な大型犬などがねらわれるのではないか。
ポテトチップス税というのは、ポテトチップス、菓子、アイスクリームなど肥満や健康被害
の原因になる食品について5~20%の課税をして、税収と国民の健康促進両面効果をねらった
税金だとかで、2011年9月1日なら導入された。
正しくは「国民健康製品税」というらしいが、2012年1月1日からさらに課税範囲を広くして
税率も高くしたそうだ。
である。さらに新税を導入して、取れるところから取ろうとしている。
ハンガリーはEU加盟国である。通貨ユーロは導入していない。
苦しい。
そのなかでの、「犬税」だから、国民には、ええ~、金持ちしか犬は飼えないのか、金持ちしか
ポテトチップスは食べられないのか、と嘆くのは道理である。
わが国はどうか。
国と地方で、ついに1000兆円超の債券を発行しながら、財政再建のシナリオがつくれない。
消費税も上げると政権がつぶれるからと、先送りにしてしまう。
改正することもできず、チキンレースは進む。
愚かにも、遣いきれないほどの税収を、湯水のように浪費した。
どこかの時点で、日本も海外から、マーケットから財政再建を迫られるだろう。
5年後か、10年後か。
そのとき、ポテトチップス税、犬税も笑い事ではなくなっているだろう。
30日に発表された2060年までの日本の将来推計人口。
2060年には8674万人に減少するという。そのとき、10人に4人が65歳以上。
まさか、高齢者税がつくられたりしないだろうな。
65歳になったら国民平均所得の5%相当の高齢者税。
75歳になったら10%、80歳には15% …
年金から徴収する、あるいは住宅を抵当に入れさせて融資をつけて、そこから徴収。
こんなこと書いていると、
なんだか、あり得そうに思えてきたよ。
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