故高宮檀さんを偲ぶ会
桜ヶ丘4丁目の会場で催された。
彼が関係していた「姫路文学」「思想の科学」「昭和史研究会・桜ヶ丘」などや
地域の友人達50名余りが集まって、故人について2時間あまり語り合った。
スピーチの一番最初にわくわく亭が指名されて、彼の文学活動について話した。
地域の人たちからつぎつぎ語られた彼についてのエピソードから、
どんなに桜ヶ丘で愛されていたか、それがよく分かった。
両親が亡くなったあとで、独身の彼は一人で、3匹の迷い猫と暮らしていたから、
「昭和史研究会・桜ヶ丘」「大江戸学会」など地域活動を通して生まれた
コミュニティが彼にとって「家族」だった。
彼を愛する地域の「家族」が彼の遺影を囲んで、語り歌った、温かな「偲ぶ会」だった。
会のラストで高宮さんが好きだったという歌「北上夜曲」と「ゴンドラの歌」を
全員で合唱したときの写真がこれである。
25人から寄せられた追悼文が手作りの文集にして、参会者に配られた。
まるで桜ヶ丘という地域コミュニティの「アイドル」だったと言えるほどに
愛されていたことがわかる追悼文集である。