2011-03-27 オレはいかねぇから わくわく亭 毎日、震災と津波の被害について、悲惨なニュースをテレビや新聞で見たり読んだりするたびに、 涙がながれてくる。 写真の人は、宮城県気仙沼市の星アヤ子さん(80歳)です。 「夫が家ごと津波に流され、亡くなりました。 『オレはいかねぇから』 寝たきりの夫はそう言って、車イスに乗せて一緒に避難しようとする私の手を 払いました。 私だけでも早く逃げて助かってほしいと思ったのでしょう。 長男と連絡がとれません。心配です」 『オレはいかねぇから』 この覚悟の言葉を読むたびに、 その時の状況を思い描きながら、涙がながれてくるのです。