オレはいかねぇから

毎日、震災と津波の被害について、悲惨なニュースをテレビや新聞で見たり読んだりするたびに、

涙がながれてくる。


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写真の人は、宮城県気仙沼市の星アヤ子さん(80歳)です。

「夫が家ごと津波に流され、亡くなりました。

 『オレはいかねぇから』

 寝たきりの夫はそう言って、車イスに乗せて一緒に避難しようとする私の手を

 払いました。

 私だけでも早く逃げて助かってほしいと思ったのでしょう。

 長男と連絡がとれません。心配です」



『オレはいかねぇから』

この覚悟の言葉を読むたびに、

その時の状況を思い描きながら、涙がながれてくるのです。