ビヨンセは「袈裟」か?
坊主が憎けりゃ袈裟まで憎い、というコトワザがあります。
による激しい武力弾圧が行われ、数百人にのぼる犠牲者が出ていると伝えられています。
親欧米に態度を変えて石油資本を受け入れると、表向きはまるでエジプトの元大統領ムバラク氏
並に友好国のリーダーとして手厚くもてなすようになり、それはつい最近まで
続いていました。
最高度の非難を浴びせかけている。
そうした中で、今日のCNNは、「ええっ?」と首を傾げたくなるような報道をしました。
カダフィ家の誰か、おそらく次男のセイフ氏だろうが、その誰かの招きによって、
YOUTUBEに投稿された画像を流していた。
「マライヤ・キャリーは100万ドルの報酬を受けた」と解説するとき、
あきらかに、CNNのキャスターは言外に「大金をもらって、あのカダフィ一族のために
ライブをするとは、恥知らずな」というニュアンスがありました。
しかし、それは気の毒じゃないかな。
リビア政府を信頼のできる友好国として、大いに持ち上げていたではないか。
の報酬を得たとしても、いまからさかのぼって、CNNにいやみを言われることはないだろう。
ここで、冒頭のコトワザ「坊主が憎けりゃ袈裟まで憎い」が効いてくるハズです。
え?的外れ?
でエリック・クラプトンのコンサートに行ったときの日本のマスコミ報道。
新聞は「ジョンチョル氏が豪遊したことがあきらかとなった」と報じていました。
どれほどの「豪遊」だというのだろうか。
チケット代一人26、000円の席でクラプトンのライブを大勢のファンにまじって
見たのであり、土産にクラプトンのT・シャツを買ったくらいのことじゃないか。
日本の若者なら誰でもできそうな程度の「豪遊」ではないか。
内容に大きな違いがあるようですよ。