若ハゲと前立腺ガンの関係
(写真はオーストラリアの洪水です。本文とはなんの関係もありませんが、念のため)
わくわく亭の知人の作家が、先週本を送ってくれて、添えられた手紙に、前立腺ガンにかかり
「ホルモン治療を受けている」と書いてあった。
本を読むよりも,前立腺ガンのことが気がかりなので、まず先に見舞い状を書いて送った。
「わたしも2年前に、かかりつけの内科医院にすすめられて、大きな病院へ前立腺の検査を受けに
行きました。検査結果のデータは内科医のもとに郵送するといわれていましたが、それ以来
血圧の処方箋やインフルエンザの予防注射などで、二ヶ月に一度は内科医院へ行きながら、
いまだに前立腺の検査結果を聞かずにいます…」
などと知人には慰めにも励ましにもならないことを書きました。
今朝NHK・BSの「ワールドニュース」を見ていたら、フランスのテレビ局が
若い男性のハゲと前立腺ガンには関連があるという研究結果を伝えていた。
若年性脱毛症といって20歳くらいから頭頂部がうすくなり、しだいに額から髪が後退する
いわゆる「若ハゲ」、フランスでは若年性の「男性脱毛症」といっていたが、
そうした症状のある男性が50代過ぎて前立腺ガンにかかる可能性は、若ハゲでない
男性とくらべて2倍になるというもの。
研究者は言います。
「若ハゲの若者をこわがらすつもりはないのです。しかし脱毛の原因となるホルモンと
早期に自覚してもらえれば、40代くらいから検査を受けるなどして適切な対策がとれる
ので、研究結果を公表しました」と話していた。
わくわく亭は、自分の頭がうすくなっていること、前立腺検査を受けながら結果を聞きに
行ってないこと、などを考えました。
しかし、若年性脱毛症ではなかったぞ、目立って髪がうすくなったのは50代の後半からだ、
と考え直し、やはり、あわてて前立腺検査結果を聞きにいくまでもないか、という
結論に達したところなのです。