普天間宮へ宮参り
普天間宮へ行く。
県外への移設を提唱したことで、沖縄県民の期待に火がついた。それが瓦礫のごとく
崩れてしまったから、県民の怒りのマグマが爆発した。
今日28日が、沖縄県知事選挙の日である。
沖縄は琉球国から明治政府の版図に入れられてより、いいしれぬ差別に苦しんできたが、
基地の島の状態に放置されてきた。
優遇交付金という名目で、金で不満を黙らせようと政府はしているが、もうそんな手では
県民が爆発させた怒りのマグマはおさまらない。
シーサーなのだろう。社殿が真新しいのは平成16年に建て替えが行われたからである。
普天間宮の始まりとされている。
そして竜宮神(ニライカナイ神)の三柱である。
記されている。
ひとつとされているが、ほかの7社の縁起由来をしらべてみると、琉球国王が15世紀の中頃
明治政府はノロやユタといった女性シャーマンを中心とした御嶽(ウタキ)の信仰を
改めさせて、鳥居も拝殿、神殿もない拝所に、鳥居をもつような神殿をつくらせた。
それは沖縄人を日本神話と深くつながった皇室を崇拝する文化に「同化」させる「皇民化政策」
のひとつだったようだ。
あまてらすおほみことなどが、この普天間宮にも祀られている。
合祀したという神社の由来には、眉唾物を、疑い深い人間であるわくわく亭は感じてしまう。
したようであり、戦時中はシャーマンたちの祈祷行為を禁止させ、みつければ検挙
したりしたとのことだ。
ぶつかりあい、あるいは妥協といった文化形成の流れを考えることになる。
それは日本の古民話「つるの恩返し」を連想するような海難にまつわる至純な乙女のものがたりである。
いるように思うのである。
お宮参りの次は、
ランチタイムである。
ジュンのお気に入りのタコスの店「メキシコ」へ行く。
もちろんタコスの本場はメキシコ。メキシコのごくごく一般的な家庭料理であり、
われわれのお好み焼きやギョーザのようなお手軽な食べ物。
タコス一皿4コで500円。おいしかった。
沖縄では、タコス味の「タコライス」が人気。
食後は美ら海水族館へ向かう。