マニュアル頭脳
ことがあったそうだ。
うまく鮨が握れなくて、「おまえ大学へ戻ったほうがいいぞ」といわれたかどうかは分からないが、
鮨職人をあきらめて、こんどは東大工学部船舶工学科へ再入学した人らしい。
一度中退しながら、ふたたび東大の別の学部に再入学するのであるから、「お勉強」は
出来たにちがいがない。
だが、問題の広島での失言やその後の弁解、釈明を見ていて、受験問題に対する記憶力は
すぐれていても、想像力や創造性に欠ける「マニュアル頭脳」のようである。
それでは、鮨の職人には不向きだろう。
鮨職人はしゃきしゃきしてなくては、務まらない。
あんなおそまつな失言をする彼が握った鮨だと、握っているうちに鮨ネタが腐ってしまう
気がする。
鮨屋にならず、代議士になってよかったのだろうが、あれでは政治家としても、腐りそうだ。