富士山登頂
今日は好天気なので、富士山に登ってきました。
このあたりを元は「中里」と呼んでいたので、一般に中里富士と呼ばれているそうです。
江戸時代には、庶民のあいだで霊峰富士に対する信仰があり、冨士講をつくって
旅行費用をあつめて富士登山をしたのですが、なにしろ江戸から遠い富士山ですから、
実物の富士山の代わりに、土を盛り上げて富士塚を方々に造り、その人工の富士山に
登って、山頂にある浅間神社(せんげんじんじゃ)にお詣りしたものなのです。
この中里富士には江戸期の石碑が奉納されていますから、古くから築造されていたものと
おもわれます。
お山は12メートルしかないけれど、三合目とか五合目とかの合目石はあるし、
毎年8月1日には、山開きが行われるというから、ナマイキ。
こちらが富士山です。高いな~。富士は日本一の山~だもんね。
寄進された石碑のひとつには、嘉永7年の年号が彫られています。
富士山頂にある浅間神社のお社。
山頂から見下ろした下界の風景。ああ、絶景かな。
ということで、散歩にはこれからいい季節になりますから、別の富士山にも登頂してきます。