土支田八幡宮までの散歩
昨日の初夏のような陽気に、誘い出されて、白子川沿いに土支田八幡宮まで歩いてきた。
大泉ジャンクションからもみじ山へ、万年橋から白子川に沿って、中里橋、別荘橋、不動橋、
下中里橋を経て、稲荷山、越後山、そして八坂小と八坂中の間を抜けて、土支田八幡へ。
片道およそ1時間半かかった。
大きくもない土支田の氏神さんの、いわゆる鎮守の森である。
ここが、僕は好きなのだ。
境内には、僕だけだ。写真を撮ろうとして、僕のほかに人が入ってきた。
若い女性が、僕のカメラの前を過ぎるのを遠慮して立ち止まっている。
どうぞ、と手で合図を送る。
会釈して彼女は拝殿へとすすむ。
あたりは強めの日差しの下で、ひっそりと静まっている。
おなじ道をたどって戻りながら、花の写真を撮る。
下校する小学生たちと歩調をそろえながら、川沿いの細道を歩く。
なんとなく気持ちのいい散歩である。
八重桜が満開だ。