木落とし

諏訪大社御柱祭の木落としをNHKハイビジョン放送の中継で見た。

10日の午後、春宮一之柱が、木落とし坂の上にせり出したときは、柱は

巨大な生物のように見えた。

勇敢な選ばれた男たちが柱の先端にまたがっている。

何百という氏子たちが太く編み上げた綱をひく。

女たちも祭り衣装で木遣りをうたう。

そして、ついに“木落とし”である。

鳥肌が立つ。

柱に群がりよる氏子たち。

社の四隅に立つと、柱に神がやどるというが、日本人たちは古代から、こうやって

人と神とが結ばれ合ってきたのだな、と感じることができた。

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