「生きた恋した女の100年」
「生きた恋した女の100年」という共同通信社が発行した写真誌がある。
サブタイトルに「女はいつも朝日のように」とついているのには理由があって、
生命保険の「朝日生命」の広報室が企画編集しているところから、
1888(明治21)年~1988(昭和63)年までの100年間に、良くも悪くも
日本中をさわがせた記憶に残る女たちを紹介したグラフである。
どうして、こんなものが、わくわく亭の書庫にあるのだろうか。
定価は1800円。
買った記憶がない。
おそらく、その当時朝日生命につとめていた女房の上の妹が、わくわく亭に呉れたものだろう。
この中から、忘れてはならない女性たちの顔写真をいくつかお目にかけることにする。
また、この写真誌よりも、いい写真があるときには「近代美人伝(上){下)」
では「生きた恋した女の100年」から烈しく生きた日本の女たちを、思い出してみよう。