バナナケーキ
バナナケーキというものだそうだ。
わくわく亭の女房が焼いたケーキです。
バナナを材料に使っているもので、サイズは21×8×8センチ。
別に誰の誕生日でも祝い事でもないのだが、「あなたのために焼いたのよ」と女房。
これには伏線がある。
数日前に息子の友達の結婚祝いがあって、女房が祝いのケーキを焼くことになった。
16人が集うパーティー用で、材料費はもらえるという依頼。
焼いたのはガトー・オ・ショコラ。32×32×5センチのサイズで、
チョコレートと生クリームでデコレーションをして、生花のバラを飾った。
前もって、見本を焼いて、依頼主のOKをとるという本格的なこりようだった。
それが大好評の結果だったと知ってから、またケーキやクッキーを焼きはじめたのである。
わが家は3人暮らし。
ケーキを焼いても、焼いた当人は甘い物は食べない。
息子も甘党ではない。
となると、亭主が食べることになる。
それが、すなわち、
「あなたのために焼いたのよ」の真意である。
さきほどは、写真を撮ったバナナケーキのほかに、焼きたての、熱々のクッキーを
試食させられた。
みれば、わくわく亭のためというクッキーが2種類焼き上がっている。
メタボと高血圧対策で、減量をこころがけているのに……。