「発電ジョカ」第15回公演
今年の公演は、いまや日本の小劇場活動のメッカとなった「下北沢」でした。
下北沢には親しくねがっている山田珠真子さんがリーダーになっている劇団「東演」がある。
ブログでは「書庫」までこしらえた岡崎京子さんが生まれ育った街が下北沢である。
「発電ジョカ」はアングラ劇団だから、それにふさわしい劇場だった。
下北沢の駅を出たところにあるビルの3階に「下北沢OFF・OFFシアター」はあった。
開演時間より1時間早めに着いて、若者で溢れた日曜日の「下北沢」のラビリンスの
彷徨を楽しんだ。
岡崎京子さんのマンガに登場してくるようなスタイリッシュな女の子たちがいっぱいいた。
今回はわくわく亭とDJのタキザワさんと2人で観劇。
OFF・OFFシアターは50人ほどの収容人数で、これぞアングラサイズ。
入り口の外側から写真を撮る。
タキザワさんがすまし顔で座っている。
芝居は「オトギ食堂」と「オトナ食堂」の2本立て。2本合わせた外題が『オトギナ食堂』
というたねあかし。
『発電ジョカ』得意のドタバタ風刺喜劇で、いつものグラマー3女優に加えて、
パントマイムから2人が助演している。
3女優の、大城誉、落合優実、笠久美さんの絶叫劇に、わくわく亭はくらくらしたよ。
4時にはねて、井の頭線で吉祥寺にもどり、居酒屋で4時間あまり2人で飲食。
よくもそんなに語り合うネタがあると、感心するほど。
話題の中に、高血圧、血圧降下剤などの切実な話がはさまるのは、やはりわれらの年齢では
あたりまえのことか。