お楽しみ大衆演劇(1)

今日は大衆演劇のメッカ「篠原演芸場」に「一見劇団 初春特別公演」を楽しんできました。

わくわく亭に同行したのは、いつものDJのタキザワさん、ノンフィクション作家のタカミヤさん。

それにタカミヤさんが主催する「桜ヶ丘大江戸学会」から6~7名と、総勢10名ほど。

篠原演芸場は池袋から埼京線で2つ目の駅、十条から歩いて3分のところ。

わが大泉学園から30分ほどあれば、到着です。

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もちろん、メッカと言ったのはシャレであって、浅草とは比べものにならないが、下町情緒の残る

古い町十条の、駅から近い路地のような細長い商店街のただ中に篠原演芸場はある。

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1階と2階席あわせて、どうだろう観客数200名が収容出来るくらいの、こじんまりした劇場で、

出し物は大衆演劇ただひとすじ。

劇場入り口に「恋は神代の昔より~」でNHK紅白にも出ていた往年の大歌手畠山みどりさんの

特別出演の看板がありますが、あすの日曜日が出演日で、きょうはありません。

でも、畠山みどりさんて、こんな小劇場でも歌っているんだね。

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客筋は「下町の玉三郎」の大ブレークによって、大衆演劇のファン層が広がったとはいえ、

圧倒的に「町のおばちゃん」が中心層。

きょうでも、ぎっしり満員の盛況だったが、95%は女性客で、そのほとんどが50歳から上の

おばちゃん族である。

一言でいえば、下町の大衆演劇場はおばちゃん族の「ディズニーランド」夢の空間なのです。

12時半の開演。

第一部が演歌を踊る舞踊ショー

つぎのイケメンがおばちゃんたちのアイドル古都乃竜也。「たつや!」の声が飛ぶ。

下のちびっこが、おばちゃん族の孫にもあたる9歳くらいの「ア太郎」くん。大人気なのです。

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第二部が人情時代劇「会津小鉄近藤勇

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舞台は京都。右のイケメンが近藤勇役をしている座長の一見好太郎。

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会津組の若頭(後の小鉄)役をつとめる古都乃竜也。かっこいい。

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決闘で竜也が悪役を倒すシーン。いかにも大衆演劇らしい。

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ラストシーンは竜也の男気を称えて、「以後、会津小鉄と名乗るがいい」と

かっこいい台詞を吐いて花道を退場する近藤勇の一見好太郎。


第三部が歌謡曲舞踊ショー

第三部からの華やかな舞踊ショーは、大衆演劇団の得意の見せ場。ブログのページを

替えてご披露します。

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