歯科クリニックで

「庭に大麻が?」の記事を書いたのは一週間ほど前のこと。

それからも大麻事件の報道は途切れない。

こんどは渋谷の歯科クリニックである。

新宿で飲食店のアルバイトをしている20歳の女の子が、大麻をいれたサイフを落とし、警察に拾得物として届けられたことから発覚した。

彼女は渋谷の歯科の患者であるが、治療を受けに行った際に大麻を医師からすすめられ、院内で吸っていたということである。残りの大麻をサイフにいれて所持していたのを、落としたもの。

警察が歯科院をしらべてみると、冷蔵庫にはポリ袋にはいった大麻があり、受付カウンターには
吸引用のパイプが4本置いてあったという。

この48歳のお医者さんは20代の頃から吸っているといい、20年以上の長い「大麻歴」の持ち主。

院内に吸引パイプが4本もあるとなると、歯の治療に通っているたくさんの患者に大麻をすすめていた可能性はあろう。

場所が渋谷1丁目ということもあって、酒場や風俗店のお姉さんやお兄さんの間では「大麻が吸える
歯医者さん」として、結構有名だったかもね。

この記事を書きながら、わくわく亭は女房に言った。

「おれも金曜日歯科クリニックに行ったけれど、あそこの先生は大麻を勧めなかったぞ」

大泉学園のクリニックでそんなことしたら、すぐ知れ渡りますよ」

「でも今度、訊いてみるかな。先生、大麻歯周病に効くんでしょうか、ってさ」

「あの先生はマジメだから、へんな冗談いうのやめてくださいよ」

大麻は保険がききません、といわれるかもな」

大麻は全額自己負担になります、って?バカばかり言って」

どれだけ蔓延しているか、わからない有様となってきた。