『時をかける少女』の時計屋さん

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地下鉄の売店で買った毎日新聞の夕刊をひらいて、この写真をみつけた。

大林宣彦監督が筒井康隆原作を映画化した『時をかける少女』は1983年公開だった。

中学を卒業したばかりの初々しい原田知世を主演に撮った角川映画だった。

理科の実験中,薬品の煙を吸った原田知世が演じる少女は、時間を飛び越えるタイムリープ

を体験する。

つぎつぎと不思議な出来事が身辺に起きて悩む少女が、尾道の時計修理の店「日乃出堂」で、

針が逆回転する古い時計を見るシーンがある。

その「日乃出堂」のモデルになったのが写真の梶山時計店だという。

毎日新聞の夕刊がシリーズにしている「訪ねたい 銀幕有情」という記事から)



東京に暮らしていると、わくわく亭にとっても、郷里の尾道は50年の時間を

逆回転してしまう「タイムリープ」の空間に思える。



わくわく亭にも既刊の小説『尾道船場かいわい』と『尾道物語・純情篇』があるが、

それに加えて『尾道物語・幻想篇』が近日発売になる。大林監督にならっていえば、尾道3部作がそろう

ことになる。

映画化されないかな~。^^