8月15日

甲子園での熱戦の途中、終戦記念日として戦没者への黙祷が捧げられた。

わくわく亭はヨーガのアーサナをやりながらテレビで高校野球大阪桐蔭報徳学園の試合を見ていたが、アーサナを中断して黙祷した。

戦死者230万人、空襲によって死亡した民間人80万人が追悼対象になっている。

あわせて310万というとほうもない数の犠牲者。

甲子園に鳴り響いたサイレンが消えると、試合が再開されて両校の応援歌が甦ってくる。

310万人の戦争犠牲の上にきずかれた平和が、この甲子園の熱戦をわれわれにもたらしてくれた
のだと、合掌をしながら考える。

チャンネルを変えれば、北京オリピックの競技が華やかに報じられている。

満州事変のでっち上げから、満州国建国、そして日中戦争によって旧日本軍が中国に強いた
とほうもない破壊と犠牲。

そのことを忘れないで、北京で開催されている平和とスポーツの祭典を見ようと、わくわく亭は
考えている。