月亭可朝師匠が逮捕されたんやでぇ~

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月亭可朝がストーカー容疑で逮捕されたんやでぇ~♪

うそやないんやでぇ~♪

東京の人には月亭可朝と聞いても、あまり馴染みがないかもしれない。むしろ弟子の月亭八方の名前の

方が知られているかも。

わくわく亭は尾道出身であり、関西で4年間学生生活を送ったことから、関西の漫才、落語、芸人
には馴染みがある。

昭和40年代に、ギターを抱えて歌いながらの漫談で、突如大人気となった月亭可朝を、関西人なら

知らないものはいなかった。

びっくりするほどの人気者となって、東京のテレビにも進出してきた。

単純な節に、時事ネタを挟んで笑わせる芸なのだが、一世を風靡したのが、

このフレーズだ。

「ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ~。おとうちゃんのもんとちがうのんやでぇ~♪」

カンカン帽に、チョビひげ、まるいメガネといういでたちで、シモネタをやりながら、憎めないのも

哀愁のある歌の節のせいだったろう。

その彼が70歳になった今、女をつけまわして、ストーカー容疑で逮捕とは。

ご存じない方のために、時事通信のニュースを。

月亭可朝容疑者を逮捕=女性にストーカー容疑-大阪府警
8月12日15時44分配信 時事通信


 女性に繰り返し電話するなどしたとして、大阪府警淀川署は12日、
ストーカー規制法違反の疑いで、兵庫県西宮市松並町、落語家月亭可朝
(本名鈴木傑)容疑者(70)を逮捕した。
「行為に間違いないが、ストーカー行為にはならないと思う」
と供述しているという。
 調べでは、鈴木容疑者は8月4、5日の2日間、元交際相手の女性の携帯電話に、
計13回にわたり電話するなどした疑い。
 

ひえ~、2日間に13回程度電話したくらいで、大阪府警は「逮捕」するのか?

しかも愛人の女性らしいではないか。別れ話になって、2日間に13回の電話で逮捕かいな。

この記事では不当逮捕にみえてくる。どうみても男女の痴話喧嘩に警察の民事介入といった具合。

そこで、スキャンダルに詳しいスポーツ新聞から抜き書きしよう。

月亭可朝、ストーカー逮捕!
8月13日8時1分配信 スポーツ報知


 「ボインやでぇ」の落語家・月亭可朝(本名・鈴木傑=すずき・まさる)容疑者(70)が
12日、ストーカー規制法違反容疑で大阪府警淀川署に逮捕された。

交際していた50代の元会社員女性に別れを告げられた可朝容疑者は今月、
女性が当時勤務していた会社にひぼう中傷の手紙とはがきを送付。復縁を懇願する電話を執拗(しつよう)にかけ続けた。

いずれも卑わいな内容のオンパレードだったという。同容疑者は「やったことは間違いないが、ストーカー行為にはならないと思う」と供述している。 

 調べによると今月4日から5日にかけて、大阪・淀川区に住む50代の女性会社員の携帯が、しつこく鳴り続けた。

発信元はすべて可朝容疑者。4日に2回、5日は11回、いずれも卑わいな内容をしゃべり倒した上で「だから別れんとってくれ」と復縁を迫ったという。

 可朝容疑者は、女性の当時の勤め先にも今月4日の消印で手紙とはがきを1通ずつ送り付けていた。
「この女、会社の男性と付き合っている」などと、夜の生活について卑わいで具体的な内容を書き付け、女性をひぼう中傷したという。

 女性と可朝容疑者は2001年9月ごろ、女性が当時勤めていた飲食店で出会った。
同容疑者は「サイン書いたるから代わりに携帯電話の番号を教えて」とアタック。
交際に発展したが、今年7月になって女性から別れを切り出した。
「夜の生活に問題があった」のが理由だという。

 同月末、女性が同署に「別れたいんやけど(可朝容疑者が)しつこいんや」と相談に駆け込んでいた。

 所属事務所によると前日11日の午後7時ごろに可朝容疑者とスケジュール確認の電話を交わしており「驚いた。情けなく思う」とコメントしている。

あああ、要するに酒場の女性と7年間愛人関係にあったわけで、金銭とか「夜の生活」とかが原因で、別れ話になったわけだ。よくある話。
しかし、よっぽど彼女に愛想づかしされたとみえて、「しつこいんや」と警察に訴えられた。

なさけない話だよ。

だが、それでも、このていどで「逮捕」されるのか。

たしかにストーカーによる凶悪事件があったりして、規制法がつくられたいきさつがあるから、法の適用が厳しいのはわかるが、それにしても、住所も名前も分かっている男女のもめごとで、「逮捕」は
やりすぎではないか。

それにしても、70にもなって、月亭可朝の師匠、警察の取り調べで、自分が書き送った「卑猥な内容の」文章を、「はい、わての文章だす」と白状しているのだろう。

なさけないな~。しかし、それもまた月亭可朝はんらしいかも。

どうせ、始末書一枚で、釈放だろうし、これを新ネタで漫談ができまっせ、師匠!

それでは、一世を風靡した月亭可朝の『嘆きのボイン』を聞いてみよう。

ディック・ミネさんが絶賛したという伝説の「ボイン」やでぇ~♪