尾道ガウディハウス

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尾道ガウディハウスとはなにか?

写真の空き家が通称「尾道のガウディハウス」です。

ガウディは未完のサグラダ・ファミリア教会堂で有名なスペイン生まれの建築家アントニ・ガウディ

からとった名称です。

尾道は山の斜面に建てた住宅が高齢者には住みにくくなって、急速に空き家が増えているのだそうです。

車が使えない、火事などの災害時に消防車や救急車が入れない、商店が身近にない、となるとそれまでの

住人がいなくなった住宅は空き家のまま放置されてしまいます。

災害、治安の面でも問題になるわけです。

そうした古い町なればこそ美しい反面、古い町であるが故に尾道が抱える悩みを、「どうにかせにゃ~」

と考えるグループが活動しています。


尾道空き家再生プロジェクト」代表の豊田雅子さんの活動が、尾道市東京事務所からメールで送られて

きた記事に紹介されています。

 豊田さんのメッセージを転載します。

 初めてなのになつかしい町といわれる尾道も時代の流れによって、尾道らしい古いものが、どんどん

 失われつつあります。ひとつでも多く古い建物を残したいという思いから、尾道尾道らしい家、

 通称尾道ガウディハウスを再生し始めたのをきっかけに、尾道空き家再生プロジェクトを2007年

 7月7日に発足しました。(略)
  
  毎月修復費用を募るチャリティイベントや尾道空き家談議を開き、会のPRと空き家問題の解決

 に向けて活動しています。(略)

  今春からは尾道の建物探訪や町歩き、再生物件でのワークショップ、山手の不用品による蚤の市

 など新たな試みも取り入れ、空き家を介した市民参加型の楽しいまちづくりを展開していく

 予定です。


 豊田さんのブログがあります。

 『尾道の空き家、再生します』