啓文社さん

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2月10日の記事の中に、啓文社の書棚の写真をブログ「おのみち便り」

http://blogs.yahoo.co.jp/ochayalife117)から転載しましたが、

そのコピーを添えて、わくわく亭は啓文社の会長さんである手塚弘三さんに、

礼状を書いておくりました。

折り返し、手塚さんから丁重なご返事をいただきました。

なんとも、ゆかしい、うれしい内容なので、ここに写真でUPさせていただきました。


 読者に一番近い書店の店員さんによって「本屋大賞」が選定されるなど、書店の役割が大きく評価され

る時代になりました。わたしの本たちが、こうして読書家に顔をみてもらえる場所に勢揃いできるだけで

も、うれしいことです。書店さんからの、なによりのご支援です。



 朝日新聞が特集していた世界の出版大国ドイツとイギリスの書店の歴史と現状を読んだが、ドイツには

書店員になるための学校があって、最低三ヶ月間本について学習し、数年ごとに再入学して最新の知識を

学習するそうだ。書店員は身近な読書指導者であり相談員という存在なのだ。

日本の書店は大型化するだけで、読書内容の相談に応じる店員がどれだけいることか。自給○○円の

バイトまかせでは、本離れをくいとめることはできないだろう。

 そうした中、日本の書店員が声をあげて、本当におもしろい本は、ここにありますと、「本屋大賞

を投票によって選ぶこころみは、書店は単なる「もの」の小売店ではないと宣誓したようなものです。

 
 つぎにいつ尾道に帰れますか。

 しかし、帰りましたら、かならず、啓文社さんに声をかけますよ。

 ありがとうございました。