「木枯らしの頃」
第11回「絵のまち尾道四季展」で銀賞を受賞した、三原市の三次ハヤ子さんの油絵
「木枯らしの頃」です。
「写真のまち尾道四季展」の受賞作品を、これまで2点紹介しましたが、写真の公募展はまだ
回数が浅い。隔年開催で、2007年度でまだ3回目です。
こちらの「絵のまち…」の方は1983年から隔年開催している全国公募展で、2007年は
第13回を開催したはずです。
この角度から写生する尾道は、定番であり、観光写真やシロート絵画でもおなじみで、月並みな
印象がある。
しかし銀賞受賞したには、それなりの専門家の評価があったでしょう。
審査委員の寸評を半分引用します。
「…水道の平面を表現するのは難しく、水道手前の町並み、寺の屋根、近代的ビル、尾道
大橋など秋景暮色に充分な雰囲気があります」(安井収蔵さん)
それでは、なぜ月並みな油絵を、ここにUPしたかって?
その質問への返事は簡単さ。
ふるさとは、芸術的なアングルよりも、月並みな景色がいい。
古里は月並みがいいんです。そうじゃないかなー。