「チャップリンの日本」

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 『チャップリンの日本』ーチャップリン秘書・高野虎市遺品展を見た。

 高野虎市(こうのとらいち)は1916年から1934年まで、18年間チャップリンの秘書をつとめた人です。

 あの世界的名優チャールズ・チャップリンの秘書が日本人だったことは、あまり知られていませんが、「チャップリンの全幅の信頼のもとに、喜劇スターから世界の映画芸術のリーダーへと羽ばたいてゆくチャップリンを献身的に支えた人物」だったそうです。

 昨年京都で、高野氏の遺品を公開する展示会「チャップリンの日本」が催されました。
 その展示品にフィルムセンター所蔵の資料を加えた展示が、いま京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中です。(開催期間10/30~12/27)
 入場料は200円です。

 フィルムセンターは、わくわく亭の仕事場から目と鼻の先です。今日の午後4時ころ、ひょいと入ってみました。平日の4時という時間帯のせいでしょう、会場には僕一人でした。
 場内には監視員が一人いましたが、椅子に座ったままだし、会場はたくさんのパーティションで仕切られていますから、これさいわいと、写真を数枚撮りました。

 めずらしいものをUPします。

 写真1枚目は1926年頃、水谷八重子らとチャップリン。撮影場所は日本ではなく、英国でしょう。

 チャップリンは4回日本にきています。
 写真2枚目は、初来日(1932)神戸港船上のチャップリン。となりの女性は女優の夏川静江さん。

 3枚目は1950年、女優山口淑子さんとアメリカの建築家イームズ邸で撮ったチャップリン。 

 

 フラッシュの光が写真に入ったのはやむを得ません。なにせ薄暗い会場だから。

 はじめて、常設展示場も見たのですが、日本映画の草創期からの展示だから、ワクワク興奮するものがいっぱいです。

 また日を改めて、行くとしましょう。

 なにしろ、入場費は200円ですむのだから。