キツネノカミソリ

イメージ 1

 わくわく亭が住む大泉学園町練馬区の北の端に位置しており、埼玉県の新座市との境に近いところです。

 NHKのニュースで、新座墓園の園内に群生している野草キツネノカミソリが、いま見頃をむかえている、と伝えていたそうで、わくわく亭の女房はそれを聞いたので、あの40度に近い猛暑の中、亭主の
ブログのネタになろうかと、デジカメをもって夕刻新座墓園へ行ってくれました。

 広い園内で、どこにその花があるのやら、墓石をうけたまわる石屋さんにたずねて、写真をとってきました。

 NHKはいまが見頃といっていたのですが、この連日の炎熱下ですから、花は例年よりも早く咲いたものと見えて、もう最盛の時季は過ぎたようでした。
 写真は名残の花ですから、それほど見事というわけにはまいりません。

 キツネノカミソリ。僕ははじめて聞く花の名前でした。

 ヒガンバナ科で、ヒガンバナ属の野草だそうです。

 ヒガンバナの群生地としては、西武線高麗駅から近い“巾着田(きんちゃくだ)”が有名で、僕らも何度となく見物に行きましたが、100万本といって宣伝しています。それは見事なながめです。

 いずれは“巾着田”のような繁栄をひそかにねらっているのかも知れないのですが、新座市が写真のように看板を立てています。

 そうですね、花といい、茎の立ち姿といい、ヒガンバナに似ています。

 ヒガンバナは川の土手などに生えますが、キツネノカミソリは雑木林などに生えるのだそうです。
 
 花の時季はヒガンバナはこれからです。“巾着田”はことしも大層な人出になることでしょうね。