多すぎる遺棄死体
この国では、いま、毎日のように、どこかで遺棄された死体が見つかっている。
雑木林、公園、用水路、駐車場、車の中、捨てられた旅行カバンの中などで見つかる。アパートの空き部屋、家の押し入れ、棚の中、風呂場、あるいは敷いた布団やベッドの上で白骨化した状態でみつかる。
事件性があるとは限らない。病死した親族をまわりから発見されるまで放置したりしている。嬰児や幼児の死体を車から投げ捨てるやつ。産み落としたまま、立ち去る女。冷蔵庫に何年も入れたまま放置するやつ。
そういったことは、きわめて異常なことなのに、この異常さがあたりまえになってしまった、今という時代のこわさ。
地球上に人類が生存できる数の限界を、とっくに超えて、尚人類が増殖をつづけていることと、あるいは関係があるのではないか、とあやしげな妄想をしてしまう。
そんなおりに、きのうロイター発信のドイツからのニュースに、わくわく亭はびっくりしてしまった。
[ベルリン 7月8日 ロイター]
ドイツ南西部カイザースラウテルンの警察は、アパートから異臭がもれてくるとの近隣住民の通報を受け、死体放置の疑いがあるとして家宅捜査を行った。
しかし、警察が現場で発見したのは、悪臭を放つ山積みの洗濯物に囲まれ、足からひどい臭いをさせてベッドに寝ていた男の姿だった。
このアパートの扉は1週間以上も閉ざされたままで、郵便受けにも手紙などがたまったままになっていたという。
南ドイツで死体遺棄?と思って読みかけた僕は、吹きだしたよ。それから、なんだか、ほっとしたね。
たしかに足のくさい奴はいる。それにしても、近隣住民が死体が放置されているのではないか、と警察に通報するほどの、そんなくさい足をした男って、はたしてどんな奴なんだろうか。
さぞや、すごい存在感のあるやつだろうじゃないか。
そこで、“鬼のように”(少年たちがつかう形容語)臭い足にちなんで、鬼の面を撮ってみた。この面はわくわく亭の“お宝”のひとつです。
さて、わくわく亭はこれから寝るのだが、その前に足を洗うことにしている。
雑木林、公園、用水路、駐車場、車の中、捨てられた旅行カバンの中などで見つかる。アパートの空き部屋、家の押し入れ、棚の中、風呂場、あるいは敷いた布団やベッドの上で白骨化した状態でみつかる。
事件性があるとは限らない。病死した親族をまわりから発見されるまで放置したりしている。嬰児や幼児の死体を車から投げ捨てるやつ。産み落としたまま、立ち去る女。冷蔵庫に何年も入れたまま放置するやつ。
そういったことは、きわめて異常なことなのに、この異常さがあたりまえになってしまった、今という時代のこわさ。
地球上に人類が生存できる数の限界を、とっくに超えて、尚人類が増殖をつづけていることと、あるいは関係があるのではないか、とあやしげな妄想をしてしまう。
そんなおりに、きのうロイター発信のドイツからのニュースに、わくわく亭はびっくりしてしまった。
[ベルリン 7月8日 ロイター]
ドイツ南西部カイザースラウテルンの警察は、アパートから異臭がもれてくるとの近隣住民の通報を受け、死体放置の疑いがあるとして家宅捜査を行った。
しかし、警察が現場で発見したのは、悪臭を放つ山積みの洗濯物に囲まれ、足からひどい臭いをさせてベッドに寝ていた男の姿だった。
このアパートの扉は1週間以上も閉ざされたままで、郵便受けにも手紙などがたまったままになっていたという。
南ドイツで死体遺棄?と思って読みかけた僕は、吹きだしたよ。それから、なんだか、ほっとしたね。
たしかに足のくさい奴はいる。それにしても、近隣住民が死体が放置されているのではないか、と警察に通報するほどの、そんなくさい足をした男って、はたしてどんな奴なんだろうか。
さぞや、すごい存在感のあるやつだろうじゃないか。
そこで、“鬼のように”(少年たちがつかう形容語)臭い足にちなんで、鬼の面を撮ってみた。この面はわくわく亭の“お宝”のひとつです。
さて、わくわく亭はこれから寝るのだが、その前に足を洗うことにしている。